バンブツルテン

観たり読んだり聴いたり行ったり考えたり

ライブハウス参戦回数ランキングなどしてみた

先日、オーケンが出演したラジオで「印象深いライブハウス」の話をしていた。
そこでふと、自分は今までに、どのハコに何回行っているんだろう?と思い立ち、表にしてみました。
こちらが、2010年から2015年の本日までの、私のハコ別参戦記録。
もしやと思ったけど、エクセルの表そのまま貼れるんだねえ。

     
東京 恵比寿LIQUID ROOM 18
東京 下北沢CLUB251 16
東京 赤坂BLITZ 15
東京 新宿LOFT PLUS ONE 14
東京 下北沢CLUB Que 12
東京 新宿LOFT 10
東京 SHIBUYA TSUTAYA O-WEST 10
東京 SHIBUYA-AX 8
東京 高円寺HIGH 8
大阪 大阪BIG CAT 7
東京 SHIBUYA TSUTAYA O-EAST 5
東京 高円寺Show Boat 5
東京 吉祥寺STAR PINE'S CAFÉ 5
東京 渋谷七面鳥 5
東京 渋谷CLUB QUATTRO 5
愛知 名古屋CLUB QUATTRO 5
東京 阿佐ヶ谷 LOFT A 4
青森 夜越山スキー 4
東京 座・高円寺 3
東京 新宿ReNY 3
東京 渋谷公会堂 3
東京 池袋Black Hole 3
東京 渋谷CLUB CRAWL 3
茨城 ひたち海浜公園 3
東京 SHIBUYA Mt.RAINER HALL 2
東京 日本青年館 2
東京 渋谷Star Lounge 2
東京 新大久保R'sアートコート 2
東京 三軒茶屋HEAVEN'S DOOR 2
東京 Zepp Tokyo 2
東京 日本武道館 2
東京 亀戸HARDCORE 2
東京 Naked Loft 2
東京 代官山晴れたら空に豆まいて 2
神奈川 横浜BLITZ 2
千葉 袖ヶ浦海浜公園 2
千葉 幕張メッセ 2
愛知 名古屋ell.SIZE 2
愛知 名古屋BOTTOM LINE 2
愛知 名古屋CLUB UPSET 2
大阪 梅田akaso 2
大阪 梅田CLUB QUATTRO 2
大阪 泉大津フェニックス 2
東京 EX THEATER ROPPONGI 2
東京 渋谷duo MUSIC EXCHANGE 2
東京 代々木zher-zher-zoo 1
東京 吉祥寺CLUB JOINT GB 1
東京 渋谷7th Floor 1
東京 中野サンプラザ 1
東京 Live bar X.Y.Z.→A 1
東京 全労済ホール 1
東京 東京ドーム 1
東京 赤坂Graffiti 1
東京 秋葉原GOODMAN 1
東京 渋谷BOXX 1
東京 新木場Studio Coast 1
東京 日比谷野外大音楽堂 1
東京 KAWAI OMOTESANDO コンサートサロンパウゼ 1
東京 浅草KURAWOOD 1
東京 東京キネマ倶楽部 1
東京 渋谷公園通りクラシックス 1
東京 南青山MANDARA 1
青森 青森Quarter 1
青森 弘前Mag-net 1
宮城 仙台PARK SQUARE 1
宮城 エコキャンプみちのく 1
宮城 仙台enn 2nd 1
宮城 仙台Rensa 1
茨城 水戸LIGHTHOUSE 1
神奈川 横浜CLUB SANSATION 1
神奈川 横浜アリーナ 1
埼玉 所沢市民会館 1
千葉 千葉LOOK 1
千葉 稲毛K's DREAM 1
京都 京都RAG 1
大阪 南堀江knave 1
大阪 Zepp Osaka 1
熊本 熊本Be-9 1
福岡 福岡drum be-1 1
東京 下北沢GARDEN 1
東京 夢の島公園 1
宮城 仙台FLYING SON 1
香川 高松Olive Hall 1

なかなか壮観である。
以下、トップ10に入ったハコ、ランク外ながら印象深いハコ、
それぞれにまつわるよしなしごとを書き連ねてみます。


1.恵比寿LIQUID ROOM

LIQUIDROOM [リキッドルーム]

 

言わずと知れた、筋肉少女帯のホームグラウンドと呼べるハコ。
毎年恒例の12月23日のほか、ツアーや春の2daysなどの東京公演には欠かせない。最近は特撮や人間椅子も使ってますね。
駅から迷わずに行けるようになるまで3回くらいかかった記憶がある。
暑い日はロビーの湿気がすごい。ロビーはなんか微妙に小汚い。でも、慣れが大きいとは思いつつ、やっぱり好きだなー。
遅めに入ってもたいがいロッカー使えるのも助かる。
…と言いつつ、実は今年はまだ一度もリキッドに行っていなかった! 驚愕。
今日これから! 橘高さんの30周年を祝いに! 行ってきます! 

2.下北沢CLUB251

CLUB251


つい「にーごーいち」と言ってしまうが、「トゥーファイブワン」が正しい読み方。
こちらはFoo-Shah-Zooのホームグラウンドであり、あとは3-10chainが多い。
FSZの活動開始により目に見えて足を運ぶ回数が増えましたね。
駅の南口を出て、どっちに進めば251でどっちに進めばQueなのか、これも覚えるまで3回くらいかかった。

3.赤坂BLITZ

www.tbs.co.jp


回数ではリキッドに軍配が上がるが、改めて考えると、思い出深いライブはブリッツのほうが多いような気がする。
なにしろ、私が生まれて初めて足を踏み入れた「ライブハウス」がここ。
筋少蔦Qツアー…ではなく、その前日。
プロペラ犬公演「アウェー・イン・ザ・ライフ」千秋楽でした)
「ライブハウス」ってせいぜい500人規模くらいのイメージだったので、それよりでかいライブハウスってホールと変わんないんじゃないのと思っていたけど、想像よりずっと近い距離に感じられて感動したなあ。
筋少と椅子の最初の対バンもここだったし、すかんちの初期曲縛りライブ(終演後に握手会)もここだった。
待機スペースが外だったり、ロッカーが入場後しか使えなかったりするのがちょっとつらいが、お世話になっているハコですなあ。

4.新宿LOFT PLUS ONE

 

www.loft-prj.co.jp


トークライブ用のハコなのでここに含めて良いのかはちょっとアレだけれど。95%オーケンののほほん学校です。
自分の中でぎゅうぎゅうに詰まってる状態がデフォルトなので、たまにテーブル出てたりするとびっくりするが、「トークライブハウス居酒屋」なんだよね。
めんどくさくなっちゃってフード頼んだことがない…
個人的には、お笑いにハマっていた高校生の頃に憧れていた場所だったりする。
スピードワゴン飛石連休がやっていた月例トークライブ「セレナーデ」に行ってみたかったのです。

5.下北沢CLUB Que

 

www.ukproject.com


251とセットというか対のイメージがある。
ハコの形としてはこっちのほうが好きです。横に広くてフロアに傾斜がついているので、後ろでも見やすい。
たいがい水戸さん絡みだなあ、ここに来るのは。

6.新宿LOFT

loft-prj.co.jp


歴史と伝統のライブハウス新宿LOFT。今日アーバンVS新宿ゲバルトなのね。
初めて行った時、市松模様のフロアにテンション上がったなあ。
正直、ふとましい柱はあるし、最前からステージまでも遠いし、あまり見やすいハコとは言えないんだが、なんか特別なイメージを持ってしまうのは、やっぱりブランド力だなーと思う。

7.SHIBUYA TSUTAYA O-WEST

WEST | SHIBUYA O-GROUP


TSUTAYAはいつまでくっついてるんですかね。
意外にEASTよりこっちのが多かった。不死鳥で毎年行ってるのと、少し前までは椅子のホームグラウンドだったからですね。
なぜかよくドリンクをもらい忘れる。

8.SHIBUYA-AX

SHIBUYA-AX - Wikipedia


今は無きアックス! ホムペはないけどウィキペディアはあった!
ノスタルジーで言うのではなく、ここは、東京のハコで一番好きだった。
外観が無骨でカッコイイし、入場前に使える十分な数のロッカーはあるし、フロアも広々として見やすいし、キレイだし。
ここで観たライブは印象深いものばかりでした。
筋少VS怒髪天氣志團VS筋少、サーチライトツアー初日(オールスタンディングの会場でサーチライトを聴いたのは、現在までこの1回きりだ)、すかんちの後期曲ライブ(「ツバかぶり席おみやげつき」として、最前3列くらいが椅子席だった。ちょっとしたホールみたいな感じになっていた)、岡村ちゃん、女王蜂…
すかんち後期曲ライブが最後になりました。
そして今思えば、文明さんを最後に観たのもここだったということに。
解体前に、アックスで筋少をもう一度観たかったなあ。

9.高円寺HIGH

KOENJI HIGH

意外に高順位になってちょっとびっくりしている。
空調が寒いことでおなじみのHIGH。おもにNESSを観ている。
最近はめっきり、一番後ろで壁に寄っかかって体力温存しながら観るスタイルです。

10.大阪BIG CAT

BIGCAT | SHINSAIBASHI LIVE HOUSE


東京以外で唯一トップ10に食い込みました。
ちょっと前までは筋少の大阪でのホーム。
今年は初めて、椅子がワンマン公演をやりました。
フロアに縦の柵がないので前方はしょっちゅう将棋倒し状態が生じる。
ソールドアウトでみっちり詰まってるとめっちゃ怖い。
最近ちょっと足が遠のきそうな気配ですが、心斎橋にはお気に入りの宿があるので、たまにはまたビッキャでもいいのよ!とか思っています。

トップ10はそんな感じ。
その他、ちょっと思い入れのあるハコなど。

弘前Mag-net

LiveHouse Mag-Net -弘前 ライブハウス マグネット-

これはもう、ニコニコで椅子を学んだ身としては、あの「人間椅子倶楽部」の! ステージが! ここに!! という感慨深さが…
弘前駅から結構歩くけど、弘前城と観光館は近かった。
観光館でけの汁をいただきました。滋養たっぷりな感じでンマかった。

水戸LIGHTHOUSE

mitolighthouse.com

マリーズの解散ツアーで行きました。
武道館も行ったけど、ライブハウスで観ておけて本当によかったな。
特急とか充実してるので、意外と無理なく行けるのよね。
まさか後年、筋少の歌詞に登場するとは思いもよりませんでした。
また何かの折に行ってみたいとは思っている。

東京キネマ倶楽部

www.kinema.jp


鴬谷にある、元キャバレーだった建物を使用したハコ。なだけあって、構造が独特。
女王蜂のワンマンで1回だけ行ったけど、似合い過ぎでした。
ドレスコード「赤」に合わせて照明も真っ赤っ赤だったなー。
自分も赤のシャツに赤のブーツで馳せ参じました。楽しかった。
ちなみに、入江喜和さんのマンガ『たそがれたかこ』に登場していたりします。

www.amazon.co.jp


代官山晴れたら空に豆まいて

豆風ライブハウス 代官山「晴れたら空に豆まいて」


オシャンティーな場所にあるオシャンティーな名前のオシャンティーなハコ。
水戸さんの「ウタノコリ」で行きました。クリスマス。初めての水戸さんソロ。
私が完全に水戸さんファンになったのはこの日のライブからだったと思う。
代官山という駅で降りるのは、このハコに行く時だけだなあ。
せんとくんの像、今もいるんだろうか。

 

などなど。ここに挙げてないハコもみんな興味深いですがね。
規模や立地に関わらず、それぞれちょっとした文化みたいなものがあるのが面白いよね。
まだまだ、いろんな土地のいろんなハコに行ってみたいな~。

2015/8/23(日) WORLD HAPPINESS 2015

もう1週間経ってる。行ってきました初めてのワールドハピネス!

「お台場のあたりでやってるなんかシャレオツでオトナでピコピコ系なフェス」という雑なイメージだけを持っていたこのイベントに、我らが日本ロック史における珍味、異端、エンタメハードロックな筋肉少女帯が出演!

そのアナウンスがあった時にはそりゃあ驚いたし、えっどうしよう…と思ったものの、真のアウェーに挑む筋少を見届けてやろうじゃないの!という感じで行ってまいりました。

以下、ざっくりと感想を。

 

================================== 

 

会場:夢の島公園陸上競技

 

始発組もいるなどという情報を得てうーんどうしよう…と思いつつも、開場時間に間に合うくらいの時間にゆるりと出発。

今までお台場方面って2~3回乗り換えてりんかい線で行くことが多かったんですが、つい最近、土日祝日は、近くの駅からちょうどあのへんのスポットを回る都バスが出ていることを知りました。

https://instagram.com/p/6tUz_DrQeB/

休日のお台場方面は都バスがべんり!夢の島にとうちゃく

 

この時点ではちょっと曇り空。が、すぐに晴れてきて暑さとの戦いに…。

着いてから少し入場列に並んで、開場!

 

このフェス、入場時に一人1点ずつ、レジャーシートとうちわが配られるんです。

野外フェスにはそこそこ行っているものの、実はレジャーシートを持参したことがないので(休みたくなったらビニール袋とかを適当な場所に敷いて適当にゴロゴロしている)、なんか戸惑いつつもひとまず基地を構えてみる。

Aブロックはさらに下手寄り、センター、上手寄りに3分割されており、当然センターから埋まっていく。下手寄りのブロックで前から4列目くらいに行けました。

https://instagram.com/p/6tYi_eLQV9/

入場してとりあえず陣地を作ってみた。新鮮…

 

体制を整え、トップバッターのTRICERATOPSを待つ。

しかし暑い。ひたすらに暑い。

 

12:30 TRICERATOPS【CENTER STAGE】

 

トライセラ、生で観るのは2回目です。何年か前のロッキンで一度観た。

いわゆるロキノン系のベテランバンドですね。兄が高校時代にコピーしていたのと、友人が好きだった影響でいくつか知っている曲がある。

わだしょかわいいなあ、とか、3人ともいい音だなあ、とか思いつつ楽しみました。

「Raspberry」聴けてうれしかった!

 

このあとしばし離脱し、ごはん&休憩タイムに。

トイレの裏あたりに涼める木陰がありました。場所はアレっちゃアレだがありがたかった…。野宮真貴withカジヒデキさんによるハイパー渋谷系タイムの空気を感じながら、ひたすら休む。

「僕らが旅に出る理由」が聞こえてきたあたりで立ち上がり基地へ。

渋谷系はあまりピンと来なかったけどオザケンだけは好きなんだよな~

 

14:20 坂本真綾【CENTER STAGE】

 

あまり存じ上げない方だったのですが、声優さんもしてらっしゃるのねー。

真っ白なワンピースが爽やかでよく似合っててかわいらしかった。

MCで「しゃべってるヒマない」「1曲でも多く歌おうと…」と言っていたのが印象的。

 

14:50 KA.F.KA【LEFT STAGE】
 

率直な感想として、この日一番アウェーだったのは彼らではないかと思います。

だってワールドがハピネスな野外フェスに、なんだそのダークな世界観は!(笑)

でも素晴らしかったです。ボーカルISSAYさんのパフォーマンスもかっこよかった。

そしてアウェー感に屈せず最前で頑張るファンの皆さんの雄姿を目に焼き付けました。

一方センターステージでは筋少のセッティング真っ最中。運び込まれるマーシャルの壁! ドラムの要塞! サウンドチェックの音が若干カフカさんのMCの邪魔をしていてなんかすみません!

そして、ついに…!

15:10 筋肉少女帯【CENTER STAGE】

 

OPSE:KISS「GOD OF THUNDER」

 

いつものSEで登場し位置に着き、開口一番「暑苦しくってすみませえーーん!!」と言い放つオーケン。そうだそのノリが筋少だ!

そしてセンターステージ前には、いつの間にか立ち上がった人、人、人が詰めかけている!

この日初めて見た光景でした。それまでのミュージシャンたちがゆったり聴く感じの人ばかりだったというのもあるけれど、確かに一瞬で場の空気を変質させていた。

暑苦しく登場して1曲目は「イワンのばか」。暑苦しいなオイ!(笑)

周囲も立ち上がって盛り上がってはいるものの、半径2メートル以内に恐らく筋少ファンは自分一人という状況の中、全力で拳を上げ頭を振りました。孤独!アウェー!でも勝手に腕が上がっちゃうし首が振れちゃうんだよ!

「なぜお呼びいただいたのか、さっぱりわかりません!」

筋肉少女帯、今やアラフィフヘビーメタルですが、言うてもYMO世代です。今を去ること30年ほど前は、ナゴムレコードというところにおりまして、そこでケラさん、ケラリーノ・サンドロヴィッチさんと、ここにいる内田雄一郎くんと3人で空手バカボンというユニットをやっていて、『RYDEEN』にあろうことか勝手にバカな詞をつけて歌う、ということをやっておりました」

「この場を借りてお詫びいたします! でも、あれ、なんだ、歌ってたけど登録はしてないんで、一銭も儲けてはおりません!」

「(うっちーに向かって)でも、去年ケラさん出たんだって。そしたらケラさんの出番の時、土砂降りだったんだって(笑)。天罰だよ! だから、俺たちの罪をケラさんが一身に背負ってくれたんだと思う! ケラさん! ありがとう! …でも、そうすると鈴木慶一さんは完全にとばっちりだよなあ~」

そんな愉快なMCに続いては(この日こんなにMCでしゃべってたの筋少だけだった)、「日本印度化計画」! 暑苦しい系代表曲が続きます!

レジャーシート分のスペースがあるので思いっきり動けるのが嬉しい。ここでも孤独にモンキーダンスです。と、間奏でいつものピック大盤振る舞いが来ない。おや?と思っていると…

オーケン「ここでお知らせがあります! たった今、高橋幸宏さんの許可を得まして、ここで、我々が勝手に詞をつけていた『RYDEEN』を、演ってもいいことになりました!」

 

えっ!? 驚いている間もなく始まったのは「♪テ~ク~ノ~、テクノライディーン~」!

空手バカボン「来るべき世界」、2015年筋肉少女帯バージョンだー!!

エディのピアノも橘高さんのギターソロも暴れまくる、テクノというよりメタルなライディーン、歌詞はバカでもめちゃくちゃかっこよかった!

「長年のわだかまりがスッキリしたところで、筋肉少女帯に戻ってもいいですか~!」ということで、再び日本印度化計画に戻り、完奏。

X JAPANさんとかBABYMETALさんとか、手をバッテンにしてジャンプする人たちっているじゃないですかぁ。アレをパクったんです」(笑)ということで「踊るダメ人間」。4半世紀バージョンです。

そしてラストは「釈迦」で〆! たのしかったーーーーっ!!!!

 

筋少終演後、まずはニコニコな仲間たちと乾杯!

https://instagram.com/p/6t6nsBrQeW/

来て良かったわーはぴ!かんぱーい!🍻個人的に3年ぶりのフェスでのアルコールである

 

2013年のOTODAMAで朝一ビールをキメて熱中症をやらかして以来、夏場の野外フェスでのアルコールを己に禁じてきたのですが、この日ようやく解禁しました。

日も陰ってきていたしね! 何よりここ半年くらいですっかりビール党になってしまったのだ。

https://instagram.com/p/6uBqNQrQXZ/

夢の島を印度に!\しーてしまえ!/

 

スチャダラ~デリコを遠くに聴きながらのマサラチキンカレー。

結構がっつり辛くて量もたっぷりで良心的。ンマかった!

しばし休んでから再び基地へ。

 

17:50 clammbon【CENTER STAGE】

 

クラムボン、ずっと興味はあったので聴けてよかった。ほっとする音楽。

MCでは「筋少すごかった」「ドラムのキックに反応して楽屋のテントが揺れるんだけど、筋少の時はずーっと揺れてた…」と筋少の話をいっぱいしてくれてなんか嬉しかった(笑)。

あとでツイートしていらしたが、ドラムの方は筋少ファンなのですね。

 

クラムボン終演とともに基地を片付けて後ろへ。

POLYSICS~METAFIVEを後ろで眺めながら最後のフェス飯。

https://instagram.com/p/6uMwqtrQXd/

とっぷりと暮れて涼しくなってるけどどうしても食べたかったんだ…🍓🍧見た目からすさまじいテロ

 

いちごけずり的なやつ、初めて食べたけどたいへんおいしゅうございました。

また食べたい…

そしてMETAFIVEの3曲目あたりで会場を後にしました。

 

https://instagram.com/p/6uPxRvLQcQ/

メタファイブを背中に聴きながらの離脱!さらば夢の島、とってもたのしかった!

 

熱帯植物園も面白そうだなと思ってたけど行く時間などなかった。

 

==================================

 

そんなこんなでめちゃくちゃ楽しかったです、ワーハピ!

半強制的に基地を構えさせられるというところで若干自由度が低い感はあるものの、逆に言えば場所さえ取ってしまえばゆっくり休めるところもあるし、野外で炎天下で2ステージ制ということを考えるとベストなのかも。

お客さんも全体的に年齢層高めで落ち着いてる人が多かったし、ごはんもおいしかったし、好きなミュージシャンが出るならぜひまた行きたいなー。

そして筋少ちゃんはフェス用のド定番セトリでしたが、「来るべき世界」を聴けただけで、この日ここに足を運んだ意義があった…!

それに、やっぱりアウェーに強い、否が応でも会場の雰囲気を我が物にしてしまう、フェス上手な筋少ちゃん!を久々に目の当たりにして、改めて誇りに思った。

この夏一番の思い出になりました♪

 

https://instagram.com/p/6uZKH8rQcm/

帰宅しました!日焼け止め塗ったんだよほんとだよ!!😭

 

思い出の跡は一週間経ってもいまだに消えません…

日焼け止めはしっかり選ぼうね! あとマメに塗り直そうね!

2014年を振り返る【映画編】

明けてしまった。おめでとうございます。
引き続き振り返り、映画編。

昨年の頭に突然映画にハマり、ハマるとオタクは速いもので、
毎週のように映画館に足を運んだ1年となりました。
観た作品は新旧DVD織り交ぜてこんな感じ。

きっと、うまくいく」 3 IDIOTS
風立ちぬ
ゼロ・グラビティ」GRAVITY
カッコーの巣の上で」ONE FLEW OVER THE CUCKOO’S NEST
鑑定士と顔のない依頼人」THE BEST OFFER
かぐや姫の物語
「オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主」 ODD THOMAS
キック・アス」KICK ASS
ヌイグルマーZ
「愛しのフリーダ」GOOD OL' FREDA
オンリー・ゴッド」ONLY GOD FORGIVES
「RUSH/プライドと友情」RUSH
アメリカン・ハッスル」AMERICAN HUSTLE
ウルフ・オブ・ウォールストリート」THE WOLF OF WALL STREET
ブラック・スワン」BLACK SWAN
「神様がくれた娘」GOD'S OWN CHILD
「なんちゃって家族」WE'RE THE MILLERS
キック・アス ジャスティス・フォーエバー」KICK-ASS 2
「LIFE!」THE SECRET LIFE OF WALTER MITTY
アナと雪の女王」FROZEN
「ワン チャンス」ONE CHANCE
「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」GOOD WILL HUNTING
ダラス・バイヤーズクラブ」 DALLAS BUYERS CLUB
「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」WORLD'S END
「テルマエ・ロマエ?」
「チョコレートドーナツ」ANY DAY NOW
アクト・オブ・キリング」THE ACT OF KILLING
「永遠の0」
「シンプル・シモン」SIMPLE SIMON
グランド・ブダペスト・ホテル」GRAND BUDAPEST HOTEL
「マダム・イン・ニューヨーク」ENGLISH VINGLISH
アデル、ブルーは熱い色」LA VIE D’ADELE
「思い出のマーニー」
「ダバング 大胆不敵」DABANGG
GODZILLA
STAND BY ME ドラえもん
「365日のシンプルライフ」TAVARATAIVAS
シュトルム・ウント・ドランクッ」
「her 世界でひとつの彼女」HER
「コーヒーをめぐる冒険」OH BOY
ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」NEBRASKA
「イン・ザ・ヒーロー」
悪童日記」 A NAGY FUZET
「楽園追放 Expelled from Paradise」
西遊記 はじまりのはじまり」
「TATSUMI マンガに革命を起こした男」
インターステラー」 INTERSTELLAR
「天才スピヴェット」L'extravagant voyage du jeune et prodigieux T.S. Spivet
スティングSTING
寄生獣
「チェイス!」DHOOM 3
「ベイマックス」 BIG HERO 6
「ゴーン・ガール」GONE GIRL

計53本。よく観た。
映画のことを語れる言語をまだ持っておらんのですが、
独断と偏見で満足度ランキングなどしてみるとこんな感じ。

■10位 シンプル・シモン SIMPLE SIMON 2010年/スウェーデン/86分/5月21日観賞

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(2015/03/04)
ビル・スカルスガルド、マッティン・バルストレム 他

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アスペルガー症候群の主人公シモンと理解者の兄サム、
ふたりを取り巻く人々のとてもチャーミングであたたかいお話。
画面がとにかく北欧!オシャレ!な感じだったのに加えて、
CG(という呼び方でくくっていいものなのかわからないが)の使い方もユニークで面白かった。
こういった題材なのに登場人物に注がれる視線がとてもフラットなのも、お国柄なのかなー。

■9位 アメリカン・ハッスル AMERICAN HUSTLE 2013年/アメリカ/138分/1月31日観賞

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(2014/07/02)
クリスチャン・ベイルブラッドリー・クーパー

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練られた構成・脚本、細部までこだわり抜かれた登場人物たちのファッション、
役者陣の過剰なほどに役柄にハマりこんだ演技、よく知った音楽の意外で効果的な使い方。
映画が総合芸術であるということ、様々な角度から楽しめる媒体であるということを知った作品。
監督の過去作品もいずれ観てみたいなー。

■8位 マダム・イン・ニューヨーク ENGLISH VINGLISH 2012年/インド/134分/6月28日観賞

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(2014/12/03)
シュリデヴィ、アディル・フセイン

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何しろ映画にハマったきっかけがインド映画なので、インド映画は意識的にチェックしております。
ENGLISH VINGLISHは前評判が高かったこともあり楽しみにしていた作品でした。
アナ雪に続いての「抑圧されてきた女性の自立」テーマにまんまとやられ号泣。
転職した直後だったってのもあるのかなー。
あと、主演のシュリデビさんは本当に美しくてグラマーでたまらんでした。

■7位 ダラス・バイヤーズクラブ  DALLAS BUYERS CLUB 2013年/アメリカ/117分/4月19日観賞

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(2014/09/02)
マシュー・マコノヒージャレッド・レト

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受賞で話題になった後だったのもあってか、小さな劇場が満員だったなあ。
これは過剰な装飾が一切ない骨太な物語という趣きでしたね。
マコノヒー演じる主人公・ロンがひたすら憎めないカッコいい奴でした。

■6位 her 世界でひとつの彼女 HER 2013年/アメリカ/126分/8月20日観賞

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(2014/12/03)
ホアキン・フェニックスエイミー・アダムス

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恋愛ものだしなあ…とちょっと敬遠していたのですが、評判の高さに劇場に足を運んでみたら良かった。
近未来SFネタとしては格別目新しいものではないし、展開に意外性もないのだけど、
エンドロールでの演出の妙もあって、観終わってからの心に残る余韻がとても強い作品でした。

■5位 アクト・オブ・キリング THE ACT OF KILLING 2012年/デンマークノルウェー・イギリス/121分/5月7日観賞

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(2014/12/03)
バップ

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衝撃度という意味では1位。
いわゆる「ドキュメンタリー映画」というものを観たのは初めてでしたが、
どこまでを真実として受け止めるかは一旦おくとして、この作品を撮ろうと思ったこと自体が凄い。
上映後、客がこぞって映画館の壁に貼ってあった雑誌の記事を熟読していた光景が印象的だった。
「完全版」は公開中に観に行けなかったんだよなー。観たい。

■4位 RUSH/プライドと友情 RUSH 2013年/アメリカ・ドイツ・イギリス/123分/2月1日観賞

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(2014/08/04)
クリス・ヘムズワースダニエル・ブリュール

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F1知識など微塵もないのですが、F1好きなミュージシャン(ジョージとおいちゃん)が好きだという
不純な動機で興味を持ったのですが、カッコよくて熱量があって、とても気に入ってしまった!
門外漢でもF1というスポーツの魅力を充分に感じられる作品でした。
あのモーター音、ギャンブル性、生きるか死ぬかのギリギリ感、たまらなかったのだろうな。
そして若い男二人のライバル物語ってのはもうそれだけで美味しいよね。ラストの二人もいいんだよなー。
思わず字幕と吹き替えで1回ずつ観てしまいました。吹き替えはこーいちさんの方はなかなかよかったですよ。

■3位 インターステラー INTERSTELLAR 2014年/アメリカ/169分/11月29日観賞

まだまだ公開中。わたしはSFが好きだな!大好きだな!と改めて思った作品。
長尺ということもありちょっと覚悟して観たんですが、伏線の張り方と回収のしかたが見事で、
ふわーーーー映画観たー!という満足感と、ああもう1度観てあのシーンとかあのシーンを確認したい!
という気持ちで脳と心がいっぱいになりました。
手塚治虫藤子・F・不二雄マインドのあるお話だと思う。卵と鶏みたいなことかもしれませんが。

■2位 アナと雪の女王 FROZEN 2013年/アメリカ/102分/3月14日観賞

アナと雪の女王 MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]アナと雪の女王 MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]
(2014/07/16)
クリステン・ベルイディナ・メンゼル

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もうね。今更言うの恥ずかしいけど大好きです。
2D字幕・2D吹き替え・3D字幕・3D吹き替えの4パターン全部映画館で観たくらい好きです。
「抑圧してきた本当の自分を、孤独とひきかえに半ばヤケクソ気味に開放する」エルサへの共感が
一番大きかったかなあ。前の職場での自分の立場に疑問を覚え、転職を真剣に考えだした時期だったのもある。
アニメーションなのにと言うべきか、だからこそと言うべきかのリアルで美しい映像
(私は冒頭の氷を切り分けるシーンがとても好きなんだ)、もちろん楽曲もすごくキャッチーで良かった。
歌の表現力のレベルがは吹き替え版のほうが高いと思ったな。
でも歌詞を(わからないなりに)正しく解釈したいという意味で、字幕版も観ておいたのは正解。

■1位 きっと、うまくいく 3 IDIOTS 2009年/インド/170分/1月3日観賞

きっと、うまくいく [DVD]きっと、うまくいく [DVD]
(2013/12/03)
アーミル・カーンカリーナ・カプール

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国内公開は2013年?知らん!私が観たのは2014年になってからだ!
というわけでここでいろいろ書いてるんですが、私が映画沼に落ちたきっかけとなった作品で、
今のところ生涯ベスト1の座にある映画です。
ジェットコースターのようにめまぐるしい展開、高揚感に溢れた歌とダンスシーン、
最初に観たときに涙が出るほど笑った(映画館が爆笑に満ちていたぞ!)数々のギャグ、
爽やかな若者たちのドラマ、そして伏線と回収の妙!
いつかロケ地巡りをしてみたいものだなー。
そして撮影時にすでに40代だったアーミル・カーン様は凄すぎますね。

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ぶっちゃけ5位以下は気分です!
そして次点というか、甲乙つけがたかったのはこのへんも。

■アトラクション賞 
ゼロ・グラビティ GRAVITY 2013年/アメリカ/91分/1月9日観賞
3Dで観なければ意味がない映画というものを知った。

■主役ふたりがネウロと弥子みたいで賞
オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主 ODD THOMAS 2013年/アメリカ/96分/1月16日観賞
人気小説が原作らしいけど笑えてキュンとして小気味よい小品でした。続編に期待。

■フリーダさん羨ましすぎで賞
愛しのフリーダ GOOD OL' FREDA 2013年/アメリカ・イギリス/86分/1月29日観賞
ビートルズのファンクラブを運営していた方のドキュメンタリー。

■邦題はひどいけど笑えたで賞 
なんちゃって家族 WE'RE THE MILLERS 2013年/アメリカ/109分/2月19日観賞
ご都合主義的なところもあるけどコメディだしね!イイ話過ぎないのが良かった。

■本当にあったいい話で賞 
ワン チャンス ONE CHANCE イギリス/2013年/103分/3月22日観賞
これは実話なのがすごいなーと思わせてくれるイイ話でした。風景も綺麗だった。

■結末がつらすぎたで賞 
チョコレートドーナツ ANY DAY NOW アメリカ/2012年/97分/5月4日観賞
暖かくて優しくて苦しい作品。

■とにかく画面がかわいいで賞 
グランド・ブダペスト・ホテル GRAND BUDAPEST HOTEL 2014年/アメリカ/100分/6月14日観賞
オシャレな映画ってのはこういうものか、と思いながら観た。

■ガロで賞 
シュトルム・ウント・ドランクッ 2013年/日本/138分/8月17日観賞
良くも悪くも芝居感、ガロ感溢れる独特な作品。もう一度観たいな。

■よく映画にしてくれたで賞 
TATSUMI マンガに革命を起こした男 2010年/シンガポール/96分/11月23日観賞
これは歴史的資料として、よく作ってくれたなあと。インスタでちょっと感想など書いた。

■アーミル様で賞 
チェイス! DHOOM 3 2013年/インド/147分/12月14日観賞
アーミル・カーンすごい。天才。マッチョ。かっこいい。ほぼそれに尽きる。

■原作が読みたいで賞 
ゴーン・ガール GONE GIRL 2014年/アメリカ/148分/12月30日観賞
ちょっと雰囲気は違うみたいですけどね。すごい話だった。

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そして年明け1発目に、DVDを買っていながら観ていなかった「ニュー・シネマ・パラダイス」をやっと観て、
早速この作品が生涯ベスト2の座に躍り出たところです。涙を振り絞られた。
映画っていいものですね。もっと早く魅力に気づきたかった。
近いうちに観たいなーと思ってるのは「6才のボクが、大人になるまで。」と「バッド・マイロ!」です。
終わる前に行かねば〜

2014年を振り返る【ライブ編】

瞬く間に2014年が終わる。今年もまずはライブ参戦記録から。
気付いたらこのカテゴリ更新するのがきっかり1年ぶりだよ。

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1/18(土)人間椅子「バンド生活二十五年〜猟奇の果〜」@SHIBUYA TSUTAYA O-EAST
1/25(土)特撮「シネマタイズ」発売記念インストアイベント@TOWER RECORDS 渋谷店

2/1(土)筋肉少女帯/特撮@赤坂BLITZ
2/9(日)特撮「世界中のロックバンドが今夜も…ツアー! 冬も…」@大阪umeda AKASO
2/11(火)特撮「世界中のロックバンドが今夜も…ツアー! 冬も…」@名古屋CLUB UPSET
2/15(土)特撮「世界中のロックバンドが今夜も…ツアー! 冬も…」@恵比寿LIQUID ROOM
2/22(土)女王蜂「白熱戦」@SHIBUYA-AX
2/26(水)Voo Doo Hawaians/扇愛奈とFoo-Shah-Zoo「真冬だよ!フーシャーショーvol.3」@下北沢CLUB251

3/5(水)大槻ケンヂオーケンのほほん学校番外編スペシャ
     中二病の神ドロシー総決起集会!! 筋少ライブがもうじきだナイト!」@新宿LOFT PLUS ONE
3/10(月)すかんちROLLY 50th Tour Final!〜OPERAからダブルダブルチョコレートまで〜」@SHIBUYA-AX
3/16(日)スキップカウズ/ザ・キャプテンズ/扇愛奈とFoo-Sha-Zoo「花見だよ!フーシャーショーvol.4」@下北沢CLUB251
3/29(土)筋肉少女帯「作曲者別二夜PART2 第1夜 橘高文彦+本城聡章+三柴理作曲ナンバー演奏!!」
3/30(日)筋肉少女帯「作曲者別二夜PART2 第2夜 内田雄一郎+大槻ケンヂ+筋少作曲ナンバー演奏!!」
      @恵比寿LIQUID ROOM

4/12(土)筋肉少女帯筋少2枚組ダブルジャケット1枚目 レア過ぎ盤、、、鉄道少年の飼い犬はペテン他」
4/13(日)筋肉少女帯筋少2枚組ダブルジャケット2枚目 ロッキンショウジャパンフェス014ライブ盤」
      @SHIBUYA TSUTAYA O-EAST
4/22(火)特撮「世界中のロックバンドが今夜も…春も!」@新宿LOFT
4/29(火)杉本恭一/水戸華之介&3-10chain@下北沢CLUB251

5/2(金)大槻ケンヂオーケンのほほん学校」@新宿LOFT PLUS ONE

6/7(金)水戸華之介「不死鳥11」@SHIBUYA O-WEST
6/15(日)大槻ケンヂ&20th BANDほか「竹山ロックンロールフェス」@赤坂BLITZ
6/17(火)大槻ケンヂ/谷山浩子/ROLLY「東京うたの日コンサート番外編」@SHIBUYA Mt.RAINIER HALL
6/26(木)筋肉少女帯「KST26 since 1988」@梅田CLUB QUATTRO
6/28(土)筋肉少女帯「KST26 since 1988」@日本青年館

7/5(土)扇愛奈とFoo-Shah-Zoo「絶景だよ!フーシャーショースペシャル」@下北沢CLUB251
7/7(月)大森靖子/川本真琴「乙女の事情」@新宿LOFT
7/12(土)扇愛奈とFoo-Shah-Zoo/Yum!Yum!Orange「絶景だよ!フーシャーショーツアー」@名古屋ell.SIZE
7/19(土)MAGUMI & THE BREATHLESS/水戸華之介&3-10chain「P-ROCK STARの祭典」@仙台PARK SQUARE
7/21(月)人間椅子/大槻ケンヂ&NARASAKIほか「AOMORI ROCK FESTIVAL '14 夏の魔物」@夜越山スキー
7/25(金)BOZE STYLE/華吹雪@下北沢CLUB Que

8/10(日)特撮「世界中のロックバンドが今夜も…真夏も!」@恵比寿LIQUID ROOM
8/22(金)TOMOVSKY/水戸華之介&3-10chain@下北沢CLUB Que
8/23(土)wash?/水戸華之介&3-10chain@下北沢CLUB Que
8/30(土)人間椅子「無頼豊饒」@熊本Be-9
8/31(日)人間椅子「無頼豊饒」@福岡drum be-1

9/5(金)橘高文彦/本城聡章「club DREAM CASTLE」@名古屋Lily Banquet
9/6(土)橘高文彦/本城聡章「club DREAM CASTLE」@心斎橋Percasso
9/7(日)筋肉少女帯/人間椅子ほか「OTODAMA '14」@泉大津フェニックス
9/13(土)筋肉少女帯/岡村靖幸ほか「氣志團万博'14」@袖ヶ浦海浜公園
9/15(月)橘高文彦/本城聡章「club DREAM CASTLE」@渋谷Casa Asetion
9/15(月)NESS/大槻ケンヂ「NESS vs オーケンのフォークNESS村」@高円寺HIGH
9/20(土)人間椅子「無頼豊饒」@恵比寿LIQUID ROOM
9/23(火)筋肉少女帯/ROLLY & Glimrockersほか「鬱フェス」@SHIBUYA TSUTAYA O-EAST
9/27(土)自殺チンパンジー/GalapagoS/扇愛奈とFoo-Shah-Zoo「五十路だよ!フーシャーショー」@下北沢CLUB251

10/4(土)水戸華之介「ウタノコリ〜そろりそろりと急いでまいる〜」@横浜CLUB SENSATION
10/5(日)電車/PUMP & Glimrockers「小畑ポンプ生誕50周年記念興行」@渋谷Star Lounge
10/12(日)筋肉少女帯「THE SHOW MUST GO ON」@赤坂BLITZ
10/18(土)大槻ケンヂ名曲喫茶オーケン〜第三夜 筋肉少女帯関連曲ナイト」@阿佐ヶ谷LOFT-A
10/25(土)水戸華之介「ウタノコリ〜そろりそろりと急いでまいる〜」@新大久保R'sアートコート

11/1(土)筋肉少女帯「THE SHOW MUST GO ON」@大阪BIGCAT
11/2(日)大槻ケンヂ「スーパーのほほん学校!」@座・高円寺
11/8(土)筋肉少女帯「THE SHOW MUST GO ON」@名古屋CLUB QUATTRO
11/15(土)筋肉少女帯「THE SHOW MUST GO ON」@新宿ReNY
11/16(日)筋肉少女帯「THE SHOW MUST GO ON」@新宿ReNY
11/23(日)ザ・キャプテンズ/THE NEATBEATS「失神十番勝負 其の一」@代々木Zher-the-Zoo
11/30(日)扇愛奈とFoo-Shah-Zoo/ゾンビロリータ「ゾンビvs魔王だよ!フーシャーショー」@三軒茶屋HEAVEN'S DOOR

12/7(日)SUZY CREAM CHEESE「小川文明追悼ライブ」@高円寺Show Boat
12/13(土)MAGUMI & THE BREATHLESS/水戸華之介&3-10chain「P-ROCKだよ!全員集合」@下北沢CLUB251
12/20(土)初期有頂天セッションほか「ケラリーノ・サンドロヴィッチ・ミューヂック・アワー」@新宿LOFT
12/23(火)筋肉少女帯@恵比寿LIQUID ROOM
12/27(土)電車「そうだ、電車行こう」@吉祥寺STAR PINE'S CAFE
12/29(月)華吹雪ほか「K.O.G.A. COVER NIGHT」@下北沢CLUB Que

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計61本。
なお、昨年はロフトプラスワンで年越しだったので厳密には62本かもしれない。
1月に身内に不幸があり、筋少ベビメタちゃんに急遽行けなくなったのが残念でした。
以下、特に印象深かったものについてささっと。

■2/22(土)女王蜂「白熱戦」@SHIBUYA-AX
1年前に、同じドレスコード「白」を設けたライブ「白兵戦」をもって活動休止に入っていた女王蜂が帰ってきた。
考え抜いて、バンドはやっぱり女王蜂だと結論付けたという彼女たちのパフォーマンスは、
個人的にはギギちゃんが抜けたすぐ後くらいの熱量を取り戻していたように見えたな。
アヴちゃんの憑き物が落ちたような晴れやかな笑顔が頼もしく、やしちゃんの照れ臭そうな表情がかわいかった。
もっと観に行きたいんだけど、東京では土日にライブをやってくれないので、
結局今年はこの1回しか行けなかったなあ。

■3/5(水)大槻ケンヂオーケンのほほん学校番外編スペシャ
 中二病の神ドロシー総決起集会!! 筋少ライブがもうじきだナイト!」@新宿LOFT PLUS ONE

メンバーをゲストに迎えてののほほん学校!
これはもう、伝説の「ブルドッグ」に尽きるでしょう。
筋少25周年イヤー後半戦へ向けての強力な起爆剤となりました。

■3/10(月)すかんちROLLY 50th Tour Final!〜OPERAからダブルダブルチョコレートまで〜」@SHIBUYA-AX
最後のSHIBUYA-AX。2010年の筋少怒髪天以来、年に数回は足を運んでいたライブハウスでした。
先行で3回外れた末に一般で運よく取れた「1階ツバかぶり席」なるプレミアムな席で観賞。
さらにラッキーなことに上手側のドクター前の席で、しかも数メートル右にはShima-changがいらっしゃいました。
ライブ自体は、せっかくの後期アルバム縛りなのに結局マジックポーションで締めだったり、
個人的に聴きたかった曲があまり聴けなかったりもして、だから、次への期待で終わったコンサートでした。
まさか、文明さんがいるすかんちを観るのが、この日が最後になるなんて思いもしなかった。
文明さんはこの日もちょっとしんどそうに見えて心配ではあったんだけど、ソロがとってもとってもかっこよかったので、
次こそは一人文明行ってみようかなーって思っていたんですよ。

■3/16(日)スキップカウズ/ザ・キャプテンズ/扇愛奈とFoo-Sha-Zoo「花見だよ!フーシャーショーvol.4」@下北沢CLUB251
念願のキャプテンズとのファーストコンタクトでした!
傷様のキャラが8割みたいなイメージを勝手に持っていたけどとんでもなかった。
クオリティの高い、リスペクトに富んだ60年代風サウンドと、
コンセプトに忠実でエンタテインメント感あふれるパフォーマンス、素晴らしかった!

■4/13(日)筋肉少女帯筋少2枚組ダブルジャケット2枚目 ロッキンショウジャパンフェス014ライブ盤」
      @SHIBUYA TSUTAYA O-EAST

今年の春筋少は企画内容自体、全日程とても思い出深いものとなったけど、特筆すべきはやはりこの最終日。
今の筋少と太田さんの共演が、「中2病の神ドロシー」というこの1年間ずっと演奏されてきた特別な曲で果たされ、
同時に4年4ヶ月ぶりの新譜発売が発表になったこのライブは、筋少の歴史に太字で記される一夜となりました。

■6/15(日)大槻ケンヂ&20th BANDほか「竹山ロックンロールフェス」@赤坂BLITZ
竜ちゃんこと高橋竜さんをとても久しぶりに拝見できたライブだったのです。
始まる前はいろいろ不安だったけど蓋を開けたら最初から最後まで楽しいイベントだった。
ブレイク寸前の日本エレキテル連合をここで観たりもしていた。
まさかこんな売れ方をするコンビになるとはなあ…

■6/26(木)筋肉少女帯「KST26 since 1988」@梅田CLUB QUATTRO
この日の朝。大阪に向かう新幹線の中で、小川文明さんの訃報に接しました。
ぼろぼろ泣きながらぷらっとこだまに揺られ、ライブ中にも「Guru」を聴きながら泣いてしまったり。
でも、この日ライブが、それも筋少のライブがあったことで、勝手に一緒に考える場を与えてもらったような気がして、
なんだか少し楽になりました。
終演SEで使われていた「おもちゃやめぐり」。音源に、文明さんが参加されています。

■8/22(金)TOMOVSKY/水戸華之介&3-10chain@下北沢CLUB Que
■8/23(土)wash?/水戸華之介&3-10chain@下北沢CLUB Que

3-10chain、真夏の2days!
初日は初めてのトモフスキーにすっかり魅了されました。
かわいくてやさしい。音源集め始めちゃった。
2日目は、水戸さんもブログに書いていたけど、とにかく、なぜか、3-10のライブがすごく良かった。
セトリの妙だったのかなーとも思うけど、一番熱い水戸さんを見た気がする。

■8/30(土)人間椅子「無頼豊饒」@熊本Be-9
■8/31(日)人間椅子「無頼豊饒」@福岡drum be-1

念願の九州遠征が叶った!朝一の飛行機で行って最終の飛行機で帰る弾丸ツアーでしたが
SL乗って馬刺し食って熊本城見に行けたので満足です。ライブっていうかむしろ観光を満喫した。

■9/5(金)橘高文彦/本城聡章「club DREAM CASTLE」@名古屋Lily Banquet
■9/6(土)橘高文彦/本城聡章「club DREAM CASTLE」@心斎橋Percasso
■9/7(日)筋肉少女帯/人間椅子ほか「OTODAMA '14」@泉大津フェニックス
■9/13(土)筋肉少女帯/岡村靖幸ほか「氣志團万博'14」@袖ヶ浦海浜公園
■9/15(月)橘高文彦/本城聡章「club DREAM CASTLE」@渋谷Casa Asetion
■9/15(月)NESS/大槻ケンヂ「NESS vs オーケンのフォークNESS村」@高円寺HIGH
■9/23(火)筋肉少女帯/ROLLY & Glim Rockersほか「鬱フェス」@SHIBUYA TSUTAYA O-EAST
■9/27(土)自殺チンパンジー/GalapagoS/扇愛奈とFoo-Shah-Zoo「五十路だよ!フーシャーショー」@下北沢CLUB251

怒涛の3日に1度ペースでライブに行っていた9月は、もはや全部ひっくるめて大変思い出深い1ヶ月でした。
ただでさえフェスが集中するのに加えて、おいちゃん生誕50周年月間!
皆勤した自分を誉めてあげたい、でもそれ以上にもちろん、このハードスケジュールをこなして
われわれファンと過ごす時間を大事にしてくれたおいちゃんと、バンドのみなさんに感謝です。
何よりも夢のお城の城主こと橘高さんによる、愛に溢れたお祝い企画!
ガチの結婚パーティーとかやる会場でのトークあり映像あり歌ありの超超超スペシャルな3日間。
本当に楽しくて、たくさん笑って、感動して、こんな素敵な方のいるバンドを好きになれて
幸せだなあと心から思いました。このあたりから、橘高さんに対する敬意が一層深まった。

■10/12(日)筋肉少女帯「THE SHOW MUST GO ON」@赤坂BLITZ
■11/1(土)筋肉少女帯「THE SHOW MUST GO ON」@大阪BIGCAT
■11/8(土)筋肉少女帯「THE SHOW MUST GO ON」@名古屋CLUB QUATTRO
■11/15(土)・16(日)筋肉少女帯「THE SHOW MUST GO ON」@新宿ReNY

そしてついに、4年4ヶ月ぶりの新譜を引っ提げてのツアー。
仕事がものすごく立て込んでいた時期で、新幹線の中でもコメダでも宿でも作業してたりして
大変ではあったけど、全通して本当に良かった!忘れえぬ旅の思い出ができました。
毎回ライブ前後にお仲間さんとワイワイさせてもらって、筋少愛をみんなで共有できたのも嬉しかった。
ライブに行き始めた頃は、自分にこんな日が来るなんて思えなかったよ。

■12/7(日)SUZY CREAM CHEESE「小川文明追悼ライブ」@高円寺Show Boat
いわゆる「追悼ライブ」ってやつに、初めて行きました。
SUZY CREAM CHEESEは、すかんちの文明さんと特撮の竜ちゃんのキーボードトリオ!ということで
ずっと興味があって、一昨年の筋少すかんち対バンとのきにCDを買って以来、
いつかライブで見られるといいなあと思っていた。
まさかね、メンバーの追悼ライブが初ライブになるなんてね。
お酒好きだった文明さんへの献杯や写真を見ながらのゆるゆるトーク、
所縁のゲストを交えての演奏、昔のライブ映像観賞、
そして文明さんの音源に合わせてのふたりの演奏と盛りだくさん。
楽しかったけど、どうしても泣けてしまったよ。一度でいいから、3人そろった演奏を生で聴きたかったです。

■12/23(火)筋肉少女帯@恵比寿LIQUID ROOM
これはもう完全に個人的な話ですけど、このたび転職により、
この年末恒例ライブに初めてまともに参戦できたことがとてもとても嬉しく。
お祭り感満載の賑々しいセットリストがとても良かったなあ!

■12/27(土)電車「そうだ、電車行こう」@吉祥寺STAR PINE'S CAFE
「電車セッション」とか「ベラポンプアワー」と銘打って、電車の曲をやるライブというのは何回かあったわけですが
バンドとしての「電車」はあれとはやっぱり別物だな、ということを改めて実感。
サトケンさんのベースの存在感はとんでもなかった!
電車はオーケン周りイチ大人で、一番マニアックなことやってるバンドですね。
レパートリーに今回初めて加わった小坂忠さんの「ほうろう」という曲もとても良かったなー。

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「印象に残ったもの」が多すぎますね。
でも本当に、たくさんライブ行ったら1本1本の印象が薄くなるかと言ったら全くそんなことはなくて、
今年は行った分だけ濃厚な思い出が増えた1年だった。
特に筋少のライブは、自分にとって趣味にとどまらない、一番大事にしたい空間であることを再認識。
幸せでした。来年も幸せな1年であるといいな。

「THE SHOW MUST GO ON」(筋肉少女帯)

THE SHOW MUST GO ON【初回生産限定盤】THE SHOW MUST GO ON【初回生産限定盤】
(2014/10/08)
筋肉少女帯

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1.オーディエンス・イズ・ゴッド
2.労働讃歌
3.ゾロ目
4.霊媒少女キャリー
5.ムツオさん
6.みんなの歌
7.月に一度の天使(前編)
8.愛の讃歌
9.月に一度の天使(後編)
10.恋の蜜蜂飛行
11.吉原炎上
12.気もそぞろ
13.ニルヴァナ

発売から1ヶ月半が経過し、レコ発ツアーも大団円を迎えた後にノコノコと更新。
待望の、なんて言葉では到底この気持ちを表現しきれない。
4年4ヶ月ぶりの筋少のオリジナルアルバムです。
以下は、アルバムの感想というよりは、自分がこのアルバムに持つ様々な想いの吐露。

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リリースが発表されたのは、4月の2daysの2日目でした。
あの、「ニューアルバム発売決定」の言葉をどれだけ待ち望んでいたことか。

それはもう、2011年以降のライブのたびに、ひょっとして…とその告知を期待した。
でも、一向にその気配がなかったので、オリジナルアルバムを作るということが
途方もないエネルギーを必要とするのだろう、という想像で、自分を納得させていた。
この4年4ヶ月の間に、DVDのリリースはいくつかあったけれど、
それがトイズからの発売ではなくなったことから、少し「大人の事情」を想像してもいたと思う。

だから、去年の5月に徳間ジャパンから「4半世紀」が発売になった時、
少し状況が変わったと思ってドキドキした。
6月の中野サンプラザで、1年かけて25周年のお祭りをします!という発表があった時、
もしかして、このメモリアルイヤーは、セルフカバーベストに始まり、
オリジナルアルバムに終わるのでは?と。
果たしてそれはほぼその通りで、25周年イヤー残すところ2ヶ月の、
4月のライブで発表となったのでした。

アルバムタイトル「THE SHOW MUST GO ON」が発表になったのが7月。
最初に見たとき、実は、なんだかこのタイトルが、オーケンの、そしてメンバーの
悲壮な覚悟のあらわれのように見えて、少しだけ苦しさを感じてしまった。
今だからあえて言ってしまうと、「これが最後のオリジナルアルバムかもしれない」みたいな覚悟。
この重みを受け止めなければ、というような、変に真面目な心境になった。
しかしその後のライブを通じて、そして実際に発売になったアルバムを聴いて、
そういうふうにこのタイトルを受け止めてしまった自分を恥ずかしく思った。

このアルバムで歌われているのは、ショウを続けてきて、これからも続けていくことの喜びや、
ショウを全力で享受し、エネルギーを打ち返すオーディエンスの姿、
また、それに対してのバンドの心情。
そこにあるのは悲壮感では決してなくて、ただひたすらに真摯で前向きなパワーだった。
そういう、バンドとファンの関係をストレートに歌っている1,6,12が
ちょうど最初・中央・最後(から2番目)に配置されていることで、
タイトルとの整合性がとてもわかりやすく取れているというか、
完成されたコンセプチュアルなアルバムになっていると思う。
(かと言って完全に美しく終わるのではなく、最後の最後に13でひっくり返されるのも含めて、
筋少らしさ」をパッケージングしたようなコンセプトアルバムだと思う)
そして、その合間にある楽曲たちも含めて、全ての曲が、ものすごく強いパワーを持っている。

思えばこの4年4ヶ月の間、いろいろなことがあった。
私の個人的なことを言うと、ちょうど蔦Qツアーで初めてライブに行き、
行ける範囲の筋少のライブにはほぼ全通するようになった。
ファン仲間とはTwitterのタイムライン上だけで語り合っていたのが、
いつしかリアルでライブ前後にわちゃわちゃしたり、
ライブがなくても会って飲みに行ったりするようになった。
たぶんそれもあって、筋少に対する思い入れがどんどん大きくなった。
その気持ちは、ライブやイベントで、全力でメンバーに対して表現してきたつもりでもいる。

そして筋少メンバーは、通常のライブ以外に「筋少拡散波動砲」企画や、
メンバーがゲストの「のほほん学校」、橘高さん主催の「club Dream Castle」といった、
ファンとの距離が近づくイベントをたくさん行うようになった。
おいちゃんと橘高さんはFacebookを始め、ライブやイベントの後には
長い文章でファンへの想いを綴って届けてくれるようになった。

たとえばそういうことを通じて、バンドとファンの関係がより強化されたとメンバーが感じて、
その思いが結実して今回のアルバムに落とし込まれたのだとしたら、
この作品には、この4年4ヶ月の間の我々ファンの思いも込められているのかもしれない。

某誌のインタビューで橘高さんが、「初めて『復活』ということを意識せずに作れた」というような
趣旨の発言をしていた。
個人的には、前作の「蔦Q」の時点でそういうふうに思ったのだけど(こちらでちょっと書いた)、
メンバー的には、少なくとも橘高さんの中では、まだ完全に「復活」から抜け出せていなかったらしい。
4年4ヶ月空いたことが、その間にいろんなことがあったことが、
バンドの状態を次の段階に進めることに一役買っていたのなら、
この4年4ヶ月は大変に、大変に有意義な時間だったのだなと思える。
その期間に立ち会えて、この作品が世に出る一助となれていたのなら、
こんなに誇らしいことはありません。

リリースツアーで聴けなかった7,9,13が、年末リキッドで聴けるといいな。
筋少のすべてを、欲しがり神様は欲しがり続けますよ!

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楽曲個々の感想を全く書いてないっていうね。完全にツイートして満足してる感…
握手会には残念ながら行けなかったのですが、ファンがみんな筋少のことをとても愛していて
筋少も、筋少というバンドとファンのことを大切に思ってくれているという両想い感にあてられました。
本当にありがとう。筋少大好きだ!

2014年上半期面白かったマンガまとめ

新職場に来てから3週間が経過します。
おつかいと単純作業から少しずつ勉強の日々。


もはや7月も下旬ですが…
上半期終わりということで、6月までの間に読んだマンガのピックアップでも。

田畑由秋,大熊ゆうご 『ヤングブラック・ジャック』(秋田書店 既刊6巻)

ヤングブラック・ジャック 1 (ヤングチャンピオンコミックス)ヤングブラック・ジャック 1 (ヤングチャンピオンコミックス)
(2012/05/18)
田畑 由秋、大熊 ゆうご 他

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昨年あたりから話題になってるなあとは思っていたんですがなかなか手に取る勇気がなく。
思い切って読んでみたらとても面白いです。
手塚オールスターを贅沢に使って、ブラック・ジャックがああいうキャラクターに成長した過程を
丁寧に想像して描写している。
秋田書店のドル箱BJを使った数々の企画には首をかしげたくなるものもいくつかありましたが、
この作品は、原作の世界観と手塚キャラクターたちへの愛情とリスペクトを十分に持った上で、
今の時代に合ったマンガへの換骨奪胎を試みていて、好感が持てる。
あと黒男さんはじめとする主要キャラたちの色気が凄まじくて、その方面の盛り上がりにも寄与しそう(笑)。
時系列があっちこっちに飛ぶのが少しわかりづらいかな。それも『火の鳥』みたいで面白いけども。

■谷 和野 『いちばんいいスカート』(小学館 全1巻)

いちばんいいスカート (フラワーコミックスアルファ)いちばんいいスカート (フラワーコミックスアルファ)
(2014/03/10)
谷 和野

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表紙とタイトルとためしよみの表題作に惹かれて購入。
親しみやすいかわいいお話にとどまっている表題作に続いて、どんどん不思議で深遠な
(でもあくまで平易でちょっとユーモラスな)世界が登場してくるのが面白い。
24年組大島弓子?)っぽさもほんのり感じつつ、でもとてもフラットな、
あまり体温を感じさせない作風はとても今っぽいとも思う。
この人は追いかけたいなー。

■朝田ねむい 『兄の忠告』 (プランタン出版 全1巻)

兄の忠告 (Canna Comics)兄の忠告 (Canna Comics)
(2014/01/27)
朝田 ねむい

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Twitterでフォローしている方がすすめているのを見て。
これ、BLコーナーだけに置かれるのは本当にもったいないし、
帯の「こんなBL見たことない!」というコピーもどうなん…という気がする。
系統としては石川雅之さん、石黒正数さんとかと近いエリアに分類できそうな、
奇妙でちょっとキュンとする短編集だった。
ひどい(褒め言葉)ペンネームも含めて飄々とした雰囲気が好き。
最後の一編以外はBL未満なので多くのマンガ好きに読まれてほしいと思います。
どうでもいいけど、プランタン出版って聞いたことないなと思ったら母体はフランス書院なのね。

■あきやまひでき 『かびんのつま』 (小学館 既刊1巻)

かびんのつま 1 (ビッグコミックススペシャル)かびんのつま 1 (ビッグコミックススペシャル)
(2014/04/30)
あきやま ひでき

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化学物質過敏症」なる病気に悩まされる奥さんと自分の生活を綴った自伝、エッセイ的作品。
回想の形で語られているのが気になる…8月に2巻発売。

武富健治 『惨殺半島赤目村』 (泰文堂 全2巻)

惨殺半島赤目村(1) (アース・スターコミックス)惨殺半島赤目村(1) (アース・スターコミックス)
(2013/02/12)
武富健治

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目を背けたくなる、B級感溢れる伝奇でスプラッタでホラーでパニックなサスペンスに仕上がりました。
武富さんの作風が一番活きる方向性の一つな気がする。素晴らしい。
鈴木先生が友情出演しています。

■清家雪子 『月に吠えらんねえ』 (講談社 既刊1巻)

月に吠えらんねえ(1) (アフタヌーンKC)月に吠えらんねえ(1) (アフタヌーンKC)
(2014/04/23)
清家 雪子

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萩原朔太郎はわりと現代のおたくたちに愛好されている詩人のイメージがあったので、
こういう題材として取り上げられることに意外性はないし、
そういう目線でも充分に楽しめるつくりになっているけれど、周辺の人物も含めて、
それぞれのキャラクターへの落とし込み方はイマジネーションに富んでいて面白い。
いろんな層から注目されそうな作品。

■宮崎夏次系 『夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない』 (講談社 全1巻)

夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない (モーニングKC)夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない (モーニングKC)
(2014/05/23)
宮崎 夏次系

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この人はやっぱり天才だと思う。成長する天才。
現時点で単行本になっている3冊の中で、今作が一番好き。
静謐なようで暴力的なほどに激しく読み手の感性を揺さぶってくるこの人の作品は、
すごく変な表現だけど、極彩色の音楽のようなマンガだと思う。
あと、第一話の擬音とその描き文字の存在感がすごい。プロペラさんのケータイが鳴るシーンにゾクッとした。