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バンブツルテン

観たり読んだり聴いたり行ったり考えたり

「George Harrison(慈愛の輝き)」(George Harrison)

George HarrisonGeorge Harrison
(2004/02/24)
George Harrison

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1 Love Comes To Everyone(愛はすべての人に)
2 Not Guilty
3 Here Comes The Moon
4 Soft-Hearted Hana
5 Blow Away
6 Faster
7 Dark Sweet Lady
8 Your Love Is Forever(永遠の愛)
9 Soft Touch
10 If You Believe
11 Here Comes The Moon(Demo)

ビーヲタの端くれを名乗りながら、メンバーのソロ作品に関しては
あまりきちんと聴けていない身ではありますが、
ジョージだけはオリジナルアルバム全部+バングラデシュ・コンサート、
ウィルベリーズに2度のライブツアーの音源もちゃんと(?)持っていたりします。
まぁ寡作な方だったから集めやすいってのももちろんあるんですが、
それを差し引いてもジョージの作る音楽に惚れ込んでいるわけです。

歌詞の内容に励まされたりほっとしたりすることはよくありますが、
音楽そのものに本当の意味で「癒してもらった」と思ったことが2度あります。
1度目がジョージの「All Things Must Pass」、
そして2度目がこの「慈愛の輝き」でした。名邦題だよなあ。

宗教色の強い「ATMP」と2ndの「Living In The Material World」には
確固たる信仰がある人のみが持ちえる力強さを感じました。
あえて宗教くさい言い方をすれば「魂が浄化される」みたいな感じ。
特に1stは2枚組というボリュームもあって、癒されるというより、
もう自分が丸ごと違う自分に変わらせてもらえそうな、圧倒される感覚がありました。

この「慈愛の輝き」は、高みから手を差し伸べているイメージ(個人的なものです)の
「ATMP」とはまったく違うタイプのアルバム。
すぐ隣とか真向かいで、「大丈夫だよ」「元気出しなよ」と語りかけてくれているような、
そんなアルバムです。穏やかで、暖かくて、やさしい。
疲れたり凹んだりもうイヤになっちゃった時に一番すっと心に入ってきます。
本秀康さんじゃないけど無人島に持っていくならこれかもしれません。
数少ない、一生聴き続けるんだろうなと思える作品です。

全曲好きですが、あえて個々の曲に触れるならば
「Here Comes The Sun」の続編になる3、
ジョージ自身あまりにもポップな曲になってちょっと恥ずかしかったという5、
F1レーサーに捧げられた6あたりが大好きです。
さらにリマスタ版のボーナストラックの11が最高。
ジョージの声はアコギ弾き語りに映えるなーと思います。

おまけ
George Harrison 1991 - Love Comes To Everyone

これを生で聴いた幸福な人たちが羨ましすぎる。
もう15年早く生まれたかったなあ・・・