バンブツルテン

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エロイカ雑記

エロイカ熱が冷めなくてどうしましょうな感じの1週間でした。
とりあえず1部(「皇帝円舞曲」まで)は文庫で全部読み終わり、
2部は継続中だから一番早く新刊の出るプリンセスコミックスにしようと思って
21,22巻を買い、『Z』の花とゆめコミックス版の1巻を買い、
『七つの海七つの空』『魔弾の射手』の文庫版を買いました。
ついでに公式キャラブックも買いました。

ハマると他のことが手につかない自分が本当に恐ろしい・・・
ネウロにハマったときや筋少にハマったときもそうでしたが、
脳内の8割くらいが「エロイカ」で占められてそうな勢いです。
現実から逃げてていい状況じゃないのは自分が一番わかっているので
ハマリたての時期特有の、自分でもコントロールが利かない情熱に
困り果ててます。でも楽しい。(・・・)

↓でも書いているように、最近の青池氏の画風にはやっぱり少し抵抗が
あるし、2部はまだコミックス2冊分しか読んでなくて、その時点ではちょっと
エンジンがかかってない感がありますが、1部は文句なしに全編面白い!
超能力3人組が活躍する1,2話も少女マンガしてて別の意味で楽しいし
(ジェイムズ君がかっこいいのも嬉しい)。

エピソードとしては「アラスカ最前線」「9月の7日間」「皇帝円舞曲」が大好きです。
少佐と伯爵の再会シーンが頭から離れない「イン・シャー・アッラー」も良い。
スパイ活劇としての構成の見事さ、小粋な台詞回しなども
もちろんこの作品の重要な魅力ですが、やっぱり二人の主役の個性と
その奇妙で複雑な関係性が、この作品を特別なものにしていると思います。
こんなにカッコよく、かつ愛らしい男たち見たことないよ!

ついでに言うなら「来た 見た 勝った!!」で伯爵が少佐に殴られるシーンや
「アラスカ最前線」での少佐と伯爵の共闘、「9月の7日間」での少佐に対する
スケベ心でいっぱいの伯爵、「皇帝円舞曲」での少佐に石像だらけの真っ暗な部屋に
閉じ込められて怯えて涙目になりながら「サディスト!」と少佐を罵る伯爵、
クライマックスで初めて心から伯爵を認め、感謝する少佐と伯爵のやりとりなどなど
MOE要素が書ききれないほど多くそういう意味でも楽しくてしかたない。
伯爵の「絶対に成就しない片恋(しかも場合によっては平気で相手を裏切る)」という
カラッとした設定が逆にMOEます。ああ楽しい・・・

吐き出してだいぶすっきりしました。
頭を切り替えられるように努力したいと思いますが目に入るところに文庫版が
ある限り無理かもしれません。何回も繰り返し読んでしまう。ボスケテ・・・