筋少全アルバムレビュー(3/3)
13th. 新人
新人 (2007/09/05) 筋肉少女帯 商品詳細を見る |
新曲10曲+セルフカバー3曲+サポートで参加しているエディのピアノソロ2曲。
音としては「ステーシー」「キラキラ」あたりからの延長だが、
エディのピアノが加わったことでよりゴージャスな印象に。
メタルな橘高、ポップな本城、飛び道具wな内田という
各メンバーの個性がパワフルに打ち出されていて、
とても8年のブランクを経たオーバー40バンドの仕事とは思えない。
ライブ仕立ての構成も楽しい!
14th. シーズン2
シーズン2 (2009/05/20) 筋肉少女帯 商品詳細を見る |
ということで再結成後2枚目。
ポップ色がやや薄く、ハードロックな面を押し出した内容で、
アートワークもメンバーが大好きな某ハードロックバンドのパロディ。
泣けるほど美しいバラードや久々のプログレ的な内田曲もあり。
いい意味で大仰な曲が多く、1曲1曲の完成度が非常に高い。
15th. 蔦からまるQの惑星
蔦からまるQの惑星 (2010/06/02) 筋肉少女帯 商品詳細を見る |
前作よりは幾分ポップ?ヨコノリ系の曲も何曲かあったりと
ここへきて筋少はまたもや新たな魅力を見せてくれています。
ハードロックが基調だけどそれだけじゃない、
「何でもやれるし何でもやる、そして何でも楽しませる」という
自信に裏打ちされた、超ハイクオリティな大人たちの楽しいアルバム。
(文中敬称略)