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バンブツルテン

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温泉とネコと歴史とマンガを求めて〜宮城・石巻の旅(2) だが我々は愛のため、戦い忘れた人のため!俺の心のニャンコフォルダが火を噴くぜの巻

こんにちは!トラックバックテーマ担当の吉久です! 今日のテーマは「一人旅、したことありますか?」です。9月は連休、休日が多い月!せっかくの連休、旅行の計画などたてているでしょうか旅行といえば大人数となりがちですが、吉久は一人旅にもあこがれますそこで本日のトラックバックテーマ、皆さんは一人旅をしたことがあります�..
トラックバックテーマ 第1046回「一人旅、したことありますか?」

なんか管理画面で真っ先に目に入ったので。タイムリー。
私の放浪欲に火がついたのは今年の1月に京都日帰り一人旅をしてからでした。
(新幹線で行って夜行バスで帰ってくるという強行ぶり)
その後は5月に2泊3日で長崎に行きました。
仕事柄GWやら夏期休暇やらは存在しないので、
その振り替え休日が発生する時期に重点的にふらふらしています。

一人旅のいいところは誰にも気を遣わなくてすむところ。
その場で予定を変更しようが昼食抜こうが、自分さえよければいいのが楽。
旅に限らず、一人行動全般の良さはそれに尽きる。
まして宿泊するとなると、どんなに仲のいい相手でも色々気にしてしまうしね。

自分の場合はあまり食に対する執着がないため、
「旅先で美味しいもの食べたい!」みたいなことを思わないのですが
これはたぶん一般的な感覚ではなかろうし、
行きたい場所もガイドブックに載ってないようなところであることが多いので、
自分のペースに人を付き合わせるのは気が引ける、という部分もあります。

今特に行きたいところを羅列してみると、

□函館
□青森(津軽・恐山)
□岩手(遠野・水沢)
会津
□角館
□萩
□青梅

青梅くらいさっさと行けばいいよね。明日行ってこようかしら。
海外はヨーロッパに興味がありますが、今の仕事してる限りどう考えても無理です。

11月に筋少ライブで大阪に行くつもりなので(初の遠征!)
その時もついでにどこか行きたいなーと画策中。

そんなわけで宮城たびにっき2日目、はじまりはじまり。

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9月4日土曜日、相変わらずスーパー残暑で快晴。
せっかくの温泉なので朝からもうひと風呂浴びようかと思って早起きするも、
やっぱりめんどくさくなってきて予定変更。
身支度を整え、7時過ぎにバイキングで朝食をとり(ずんだ餅食った)、
8時頃チェックアウト。

バスの時間まではだいぶ余裕がある。
観光案内所は9時オープン。
というわけで近隣を散策することに。
宿から徒歩圏内の観光スポットということで、磊々峡を歩く。

磊々峡

木々の緑が、苔むした岩肌を伝い溶け込むように、名取川の水面に映りこんでいて神秘的。
奇岩の数々も見応えあり。
紅葉の時期なんかはそりゃあ凄いんだろうなあ。人出も。
この時は朝早かったこともあり、数人のおじさまに遭遇した程度でした。

ゆっくり歩いて小一時間、遊歩道の出口からバス停まで戻ると、ちょうどバスの時間。
ここからがこの旅の本番。10:08仙台発の仙石線に乗るために、一路仙台へ。

マンガッタンライナー案内板

あおば通石巻を結ぶ仙石線のうち、土日祝日のみ、
それも1日2往復のみ運行される「マンガッタンライナー」。
石ノ森キャラのイラストによるラッピングが施された大変に楽しい電車です。
この電車に乗りたくて、この電車の時刻表を基準にスケジューリングしたんだぜ!
ロボコンにこっちこっち!!と促され、ワクワクしながら乗りこみます。
ホームには人が多く、車内も結構混雑したので
「さすがマンガッタンライナーは人気だなーウフフ!」とか思ってたら
半分くらい松島海岸で降りました。
さらに私の後ろに並んでいた女子大生らしき二人組は
「わー何これ!手塚治虫?」とか言ってました。
萬画の国の概念が若い世代に浸透するには、なかなか道が険しそうです。

さて1時間ほど走って、終点石巻へ到着!
待ってましたとばかりにホームで車体の写真を撮影。

マンガッタンライナー車体

かーわいい!
ヨミ編あたりの絵柄かな?キノコ頭の004かわいいよ004。

ホームでは日付スタンプ入りの「乗車記念証明書」が
萬画館のパンフ、石巻観光マップと一緒に配布されます。気合い入ってるなあ。

乗車記念証明書

石巻マップを広げつつ駅へ降り立つと、すでにあちこちに石ノ森キャラの気配。
改札では003・001・009とライダーがお出迎えですよ!

石巻駅ホーム

テンション上がらずにいられようか。いやいられるはずがない。(反語)
はじめまして、萬画の街!00ナンバーサイボーグ達のふるさと!
思いっきりパラライザー構えて警戒されてますけども!

さて、マンガロードを通って萬画館へ一直線!
というのが本来のプランでしたが、ここで荷物をコインロッカーに突っ込み、
バスに乗って石巻港に。
待合所に飾られている石ノ森御大ゆかりのマンガ家の色紙など眺めつつ、
フェリーの出航時間を待つ。
この旅の第2の目的となった、田代島へ向かいます。

初めてのフェリー。快適でした。
ちょっと雲が出てきて暑すぎずいい感じの天気になってきたこともあり、
外で潮風を浴び、海を眺めて過ごす。
このとき、一番リラックスできた気がするなあ。
神経が解きほぐされて、体が喜んでる感じがした。

約1時間の後、田代島へ到着。

田代島

ひょっこりひょうたん島は美しい海と緑と猫の島。
そういえば「島」に来るのも初めて。
こんなに綺麗な海を見るのも初めてだったかも。

降りるやいなや、こんなものに遭遇。

ネコエサ回収箱

エサを持ってくる観光客が多いんだろうか。
エサなんて持ってこようという発想すらなく、ただただ猫と戯れたいがために
ここまでやってきた私は早速島内へ歩みを進めます。

と、

ブチ

第一島猫発見!

人がそれなりにいて、観光客も訪れる船着場の周辺では
早速ネコたちが待ち構えてくれています。
さわらせてくれるネコ様も多いですが、甘えてきたりはしない。
その落ち着いたクールさがたまらないぜ。

道々で出会うネコ様たちにふれあいを求めながら、
フェリー待合所でゲットした「田代島猫まっぷ」を片手に散策開始。
目指すはMANGAあいランドと猫神社。
前者は、いつかこの島に住みたいと願った石ノ森御大の遺志を継ごうと
ゆかりのマンガ家たちの協力のもとに企画されたキャンプサイト
ちばてつやさん・里中満知子さんのデザインによるロッジあり。

センターハウスの2階はちょっとした読書スペース。

センター2階

石ノ森作品に限らず、いろんなマンガや関連雑誌・書籍が置いてあります。
ここで30分ほど休憩。
なんか2000年ごろに発売されていたらしい怪しげなマンガ情報誌があったので読む。
内容が濃くて面白かったけどこりゃ売れないわな、と思わざるを得ない
超ニッチな誌面でした。

センターハウス

2階の窓から海を望む。
特に関係ないらしいですが、このセンターハウスのカラーリングは
吉祥寺に住む某有名マンガ家を彷彿とさせますね。

猫神社にも無事参拝し、スタンプラリー的な目的は果たしたところで帰路に。
途中、古い蔵の跡や廃校になった小学校などがあり
なんとなくノスタルジックな気分になりつつ、船着場へ戻ります。
あとはフェリーが来るまでひたすらぬっこぬこにされるターン!

クロ

こんなのや、

行きかう猫たち

こーんなのや、

肉球!

こーんなのを眺めたり撫でたりして過ごす。

滅多に車も通らず、彼らを追いたてるものが何もない環境で、
本当にのほほんと暮らしているのだなーと実感。
このとき15:30くらいでしたが、もうすっかりお昼寝タイムに突入していて
こっちまで眠くなりました。
日がな一日彼らと一緒にのんびりしていられたらいいのになあ。

さて、帰りのフェリーに乗って石巻へ着いたのは16:30頃。
この時期だとまだサンセットクルーズというわけにはいかないのがちょっと残念。
遠目に萬画館を見つつ、暮れなずむマンガロードを歩いて
石巻駅まで引き返す。

街角に点在する石ノ森キャラのモニュメントやベンチが楽しいのはもちろん、
マンホールの蓋にロボコンがいたり、子ども110番の家の目印が00ナンバーズだったり、
薬局にはライダーが「君の健康は僕が守る!」とか言ってるポスターがあったりと
一分の隙もなく「萬画の国・石巻」が演出されている様子に感心する。
シャッターアートでさえ一役買っている様子。

シャッター

シャッター2

こんないかしたお店もありました。

スナック009 

「009」と書いて「大奥」と読ませるセンスが素敵。

モニュメント関係はぶっちゃけ全部写真撮ったんですが(…)
全部載せるのはあまりにもアレなので、とりあえずこの人(?)達を。

ロボコン

ロボコンの造形の愛らしさは異常。

キカイダー

キカイダー 突撃ヒューマン♪

004

イケメンすぎる。

そんな感じで楽しくフラフラしながら駅へ到着。
荷物を取り出し、駅に併設されている「マンガッタンカフェ えき」にて
店内に置かれていた萬画館の図録を見て明日の予習をしつつ、カレーを食す。
石巻まで来ているくせにやっぱり魚介を食べない私です。

そして再びマンガロードを歩いて今夜の宿へ。
超テキトーな感じのホテルでいろいろ面白かったのですが
まあ衣食住に頓着しない性質なので気にせずチェックイン。
寝られりゃいい。寝られりゃ。

明日はいよいよ最後にして最大の目的地・石ノ森萬画館が待っています。
その前に日和山公園にも行ってみようかなー…
ガイドブックをめくりながらぼんやりと考えつつ、23時頃就寝。

帰りたくないなー。
そんな気持ちが普通によぎる程度には、この旅を満喫した2日目でした。