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11/1/15(土)すかんち「好き好きダーリン、Love Love Shima-chang 〜 やっぱりあなたはアイドルよ 〜 TOUR Final !」@赤坂BLITZ

1/15(土)すかんち「好き好きダーリン、Love Love Shima-chang 〜やっぱりあなたはアイドルよ〜 TOUR Final!」@赤坂BLITZに参戦してきましたよ。以下感想をざかざかと。

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開場時間の1時間ほど前に会場に到着。
物販の先行販売で、Tシャツとタオルとトートバッグを購入。トイレで着替えて荷物はロッカーへ。
やっぱりライブはできるだけライブTシャツで見たい。
筋少の物販Tシャツと異なりXSサイズがあって嬉しい。普段着られるサイズだ。

客入れBGMは70年代のロック・ポップスの名曲の数々。
客電が落ちると、まずはステージ中央に一筋のスポットが。
すわ上か下からROLLYが登場するのかと目を凝らしていたが、普通に登場。(笑)
ここで一気に後ろからの押しがあり、中央6列目あたりまで押し出された。

Shima-changの事故、それにともなう今回のツアーについての説明を一通りして、
「じゃあこの後、僕またフツーに出てきますんで、そしたら\ウワアアアアー/って騒いでください」
という言葉を残し、ROLLY一瞬退場。(笑)
間をおかず、メンバー全員登場。今度こそ、SCANCH'N ROLL SHOWの幕開けです!

「Kiss Kiss!」のSEでいきなりヒートアップ!の「恋のT.K.O.」から「恋はB.O.M.B.E.R.」
ハンドクラップに腕上げにサビやコーラスは大合唱。た、たのしい…!

「当時は今ほど有名な場所ではありませんでした」というMCからの「109で待っててよ」
Shima-changの「恋はバッチリなの♪バッチリなの♪バッチリいたします♪」パートは
ROLLYの声色+オーディエンスの合唱で。

「懐かしのメンバーです、ドクター田中!」のコールでドクター田中にスポットが。
「えー…いっつもなに言おうか考えてるんですけど…こうパッ!とスポットが当たった瞬間全部吹っ飛んじゃって」
「今日はおネエスイッチは入らなそうなのよネ」
「最近、曲順が覚えられなくて…んなわけないやろ、1曲しか歌わんのに(笑)」
等々、独特のキャラクターで場を温めつつ、マイクを握って歌うは「恋人はアンドロイド」
続いて「Queenと、Klattuと、水森亜土さんが歌っていた『パンダコパンダ』の歌を元にして作りました(笑)
日本初のロック・オペラです」とのMCから「好き好きダーリン」
これは特に目で見て楽しめる曲ですね。

ROLLYとドクター田中のツインボーカルによる「LOVE LOVE HOLIDAY〜ふたりはアイドル〜」も、
いろんな意味で楽しい1曲であった。ドクターの声質のなまめかしさ(笑)がいい味出してました。
「Mr.タンブリンマン」「フローラ」ときて、文明さんのエアフルートが可愛らしかった「You You You」
「ウルトラロケットマン「時間の言葉」「ラブレターの悲劇」「恋は最後のフェアリー・テイル」
「必殺のハードラブ」
ときて(このへん曲順あやふや)、「レターマン」でまた押しがあった気がする。
そして、「楽しい時間はあっという間です」。お札をばら撒きながら「♪裏切られても 裏切られても…」
「恋の$1,000,000マン」で本編終了。

「WE WANT SCANCH!」コールに応えてのアンコール。
「さあ、もう本編は終わった!あとはリラックスしていこう!(笑)」とROLLY
まずはお知らせタイムです、ということで物販やShima-changあての寄せ書き模造紙の案内、
各メンバーの告知タイム。
ドクター「アンジョウに住んでる友達とAngelのコピーバンドをやります」
サトケンさん「売り子オブザイヤーを目指してこの後CD手売りします」可愛いこの人達…
そんな中ポンプさんが「特に告知もなく。今回こういうことをやることになりまして。
Shima-chang階段で転んだんですけどね、ぶっちゃけ言うとトシなんですよ。
僕らもみんな年であちこちガタきててね。でも、楽しくやっていけたらいいね」としみじみコメント。
夏の電車セッションのときも思ったけど、ポンプさんって結構センシティブな方なのだなあ。

アンコール1曲目は「MANGO JUICE」
文明さんがハンドマイクで歌う+何か機材を持って暴れる暴れる!
続いてコーラスが楽しい「恋のショック療法」
キラーチューンの「恋のマジックポーションにてオーラス。

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ショーマンシップに溢れたステージ、素晴らしかった。
私は筋少経由ですかんちを知った後追いもいいところなファンです。
2006年の再結成ライブにもその後の筋少とのツーマンにも行っていなかったので、
いわゆる「振り」とか(筋少のダメジャンプやモンキーダンスみたいな)については全く予備知識がない状態で臨みました。
でもわかりやすいお決まりは「WE WANT SCANCH!」コールくらいで、特に疎外感もなく、
めいっぱい楽しむことができました。

個人的には、ROLLYという自分にとって「なんだかよくわからないけど興味深い人物」を
初めて目の当たりにできたのも嬉しかった。
髪型から衣装から、「ロックスター」を体現したいでたちに感激しきり。うーん、この人やっぱすげー面白くてカッコイイ。

あと、挟まってた箇所を明確に覚えてないので↑の進行には入れませんでしたが
曲中や、曲と曲の間で各パートのソロやインプロヴィゼーションがかなりありました。
これがとってもオトナROCKな感じというか、来日バンドみたいで(来日バンド観たことないくせに・笑)
大変カッコよかったです。しかもその楽しそうなこと。
「確かな実力者たちが楽器という玩具で繰り広げる超ハイクオリティな遊び」のようだった。

私がすかんちのライブに抱いていた期待に見事にこたえてくれました。
「佐藤さんという強力な助っ人も入ったことだし…」みたいなことをROLLYも言ってたので、
また観られる機会があったらいいなーと思います。

もちろん、元気なShima-Changの姿も、一刻も早く見られますように。

Shima-changピック

SCANCH'N BOXも予約しましたよ!楽しみだなあ。

【セットリスト】
・恋のT.K.O.
・恋はB.O.M.B.E.R.
・109で待っててよ
・恋人はアンドロイド
・好き好きダーリン
・LOVE LOVE HOLIDAY〜ふたりはアイドル〜
・Mr.タンブリンマン
・フローラ
・You You You
・ウルトラロケットマン
・時間の言葉
・ラブレターの悲劇
・恋は最後のフェアリー・テイル
・必殺のハードラブ
・レターマン
・恋の$1,000,000マン

Enc.
・MANGO JUICE
・恋のショック療法
・恋のマジックポーション