バンブツルテン

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甲虫の足跡をゆるく辿る〜英国ロンドン・リヴァプールの旅・エピローグ〜思うこと徒然

初めての海外旅行、初めてのイギリス経験を経て、
ふと考えたことや次回行くときのために覚えておきたいことなどつれづれなるままに。

○不要だったもの
・現金
ほとんどのお店や交通機関でクレジットカードが使えるので、チップ代程度持ってれば充分だった。
200£持ってったんだけどほとんど使わず、3日目にあわてて現金で買い物しまくりました。

・防寒グッズ
たまたまかもしれないが、東京の方がよっぽど寒いような気候でした。
ただ雨はひっきりなしに降ったり止んだり。でもめんどくさいので結局傘も使わなかった。
フードつきの丈夫な上着は必要ですね。

○便利だったもの
オイスターカード
日本のSuicaみたいなやつ。ロンドンの地下鉄とバスはこれで乗れる。
すごい楽な上に切符買うより運賃が安くなる。

マスキングテープ
ほんと何の気なしに持ってったんだけどお菓子の口とめたりメモ帳に証明写真貼っといたりするのに活躍。

iPhone
インターネットがなければ私はひとりで海外旅行など一生できなかったに違いない。

地球の歩き方
なんだかんだ言っても頼りになった。

○雑感
リヴァプールでお世話になった通訳さんも言ってたけど、移民がとても多い。
スーパーとかの店員さんはほとんど元からのイギリス人ではない感じだった。
ほぼ単一民族国家の日本(いても東アジア圏が多く、見た目にあまり差がない)とは、
生活上の空気から違いそう。
ガイドさんが「みんなガイジンだから気楽でしょ?」と言ってたけどその通りで、
みんな見た目が違うから、疎外感を味わわずに済んだ。
外国人を見るとほとんど無意識に、ごく自然に「ガイジン」として認識してしまうであろう
多くの日本人の一人として、日本に来る異国籍の人の感じるプレッシャーみたいなものを考えてしまった。

・ヨーロッパ全体の特徴なんだろうけど、街の景観にスキがないというか、完全に美しい。
すごく感動もするけど、一方で単調な気もしてしまった。
(建築に関する知識が乏しいせいもあるのだろうけど)
日本に旅行に来るヨーロッパ人にとっては、雑居ビルとコンビニに古めかしい神社が
挟まってるような日本の光景は、とても面白いものなのかもなー。
日本の場合は地震津波や火事が多くて、建物を永く保存することが難しいという
環境のせいもあるだろうし、どちらが良い悪いではない。
ごった煮文化が日本の一番の持ち味かも。