バンブツルテン

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2013/6/2(日)すかんち「30th TOUR Final LIVE DVD発売記念 ファンタスティックすかんち2013サバイバル」@赤坂BLITZ

忘れえぬ奇跡の一夜となった2013年2月9日渋谷公会堂
あの公演を収録したDVDの発売記念ライブ!この日をとても待っていた!
しかも、会場物販で購入するとメンバーとの握手会に参加できるというではないですか。
14時過ぎくらいから並んで、DVDとTシャツを購入。整理番号は51番。

事前にROLLYのツイートで、この日のライブのセットリストは
1st「恋のウルトラ大作戦」から3rd「恋の薔薇薔薇殺人事件」までの間の楽曲に限定されること、
ドクターの歌うコーナーを増やすこと、さらには一部曲目までがアナウンスされるというw
ドクターの歌といえば「恋人はアンドロイド」しか聴いたことがなかった身としては、
否が応にも期待が高まるというもの!

前回のツアーではっきりと自分がドクター好きであることを認識したので、
迷わず上手3列目あたりに陣取る。

開演時間少し過ぎた18:15頃、メンバー登場。
「栄光のロックンロール☆キング」という、いきなりレアな曲で幕開け!
ヘビーなリズムと男くさい歌詞とコーラスが印象的だけど、Shima-changの曲なんだよねえ。
そして近年のライブではレアな曲でもきっちりノれるオーディエンスがすばらしい。

ちょっと珍しい?黒のジャンプスーツのROLLY、マッドハッターなポンプさん、
蛍光ピンクのシャツ姿が眩いサトケンさん、柄シャツにネクタイにシルクハットの文明さん、
そして我らがドクターは黒Tシャツ・黒パンツ・アフロ・グラサン・若干黒塗り?wで
さらなるキャラ迷走っぷりをうかがわせる。

「今回は、初期3枚の曲だけから演奏するということで、大変緊張しております!」とROLLY
次の曲も、初めてやるんじゃないか?と始まったのは「魅惑のYoung Love」
続けて「恋はB・O・M・B・E・R」!ファンファーレのようなイントロのギターがかっこいい!
原曲ではROLLYのギターとドクターの鍵盤によるバトルが繰り広げられている間奏が、
今回は文明さんも加わった三つ巴の展開に。すごいすごい!

ここでお待ちかね、ドクターコーナー。
大歓声で歓迎されるドクターは、なぜかお母ちゃんキャラでラップ風に何か語りだす(笑)
「あんたらいくつになったんや?年を聞いてるわけやない、ちゃんとしなさいって言ってるの!」
「わかっとるやろ?そんなふうにワーーーって誰かが構われてるとき、一番やきもち焼くの誰や?」
ROLLYのことらしい)
ROLLY「今まで何年も、『恋人はアンドロイド』で熱唱していただきましたが!
今日はこの曲で熱唱していただきましょう!」と、「大逆転〜涙の卒業写真」
もちろん上手のオーディエンスはコーラスもばっちり。
高音部はところどころ苦しそうだったけど力の限り熱唱してくれました。

続けて、「いつもなら1曲で終わりにするところなんですが…今日はしっかり働いてもらいます!」と
「涙のサイレント・ムービー」!!
個人的にすかんちで好きな曲ベスト5に間違いなく入る楽曲で、
聴けたらいいな〜と思っていたので、うれしさに悲鳴をあげてしまった!
さわやかで切ないメロディに偏執的な歌詞、
モノクロ映画の中の光景が目に浮かぶようなROLLYのギターソロ。

次の曲も、大変にめずらしい曲で…と「秘密の24時」
80年代歌謡曲っぽさ(イメージです)がいい。コーラスはもちろん大合唱。

そして、「星空のジュリエット!わーマニアック!だけどドクター好きにはたまらない展開!
ミドルテンポの甘ったるい、そしてやっぱりどこかで聞き覚えのあるメロディに
ベタベタな歌詞がのる、すかんち真骨頂のひとつだなーと思う。
「♪蔦のからまるヴェルサイユ…」と歌うドクターが見られただけで満足です。

待ち合わせのメッカだった…というおなじみのMCからの「109で待っててよ」
と、間奏で、あの羽根つき車いすに乗ったShima-chang登場!
「♪恋はバッチリなの バッチリなの バッチリいたします〜」のフレーズをしっかり歌ってくれたー!

「今回、Shima-changには自分の足で立つという課題を与えた!さあ、どうだ?」
オーディエンスが見守る中、Shima-changが立ち上がった!!
「立ったぜ〜!!」と、大盛り上がりの中、「危ないから座るぜ〜!!」(笑)かわいい!
ちょっとだけだったけど、本当にShima-changが立った…!

続いて、「好き好きダーリン」へ。
そうだよね、初期ナンバーでShima-changといえばこのスペースオペラははずせないよね。
感極まってしまったのか、ちょっとShima-changの歌が詰まる場面はあったけれど、
演奏は相変わらずのクオリティ。ドクターパートもばっちり。

Shima-chang退場後、「すかんちにはいくつか10分くらいの大作がありますが…その中のひとつです」と、
ボヘミアン・ラプソディー?」
超ヘビーなこの曲、CD音源よりずっと迫力があって惹き込まれた。

ROLLY「すごいタイトルやねえ…『イエスタデイ?』とか『ラブ・ミー・ドゥー?』みたいなもんやね。
何考えてつけたんやろ?」
(発売当時の雑誌「PLUM」に掲載のインタビューによると、
「クイーン?」に入ってそうな曲だかららしい)

思いっきりLed Zeppelinなリフからの「ラヴレターの悲劇」が終わると、
文明さんとドクターがギターを構え、すっかり定番となったブルー・オイスター・カルトコーナーに。
「スローソンの小屋」。みんなすっごく楽しそうだ〜!
そのまま、メドレー的に「ハロー・エブリバディ」に突入!
サビでは手を振りながら合唱。楽しいしなんだか解放感があって気持ちいい。

まだまだ歌っていただきます!と、帰ってきたドクターの部屋、「涙の転校生」
音源ではボーカルはROLLYが取っていたけど、今回はドクターがギターをかき鳴らしながら歌う。
この曲ももちろん初めて聴いたからうれしかったんだけど、ひとつだけ不満だったのは、
Bメロのシンセのブラスっぽいフレーズがなくなってしまっていたこと!
あれは結構この曲のポイントだと思うんだけどなー。

ROLLY「ドクター田中の涙シリーズ、聴いていただきました…青春ですね。
次の曲も、まさに青春真っ盛りな感じやね!」と、「炎のロックマシーン」
「1975年はレコード棚の中にあった…」というフレーズから始まる歌詞が好き。

ポンプさんの「ひとーつ!…左にハゲがある」という口上から、「快傑!笑い仮面」
これ、05年のライブDVDの特典映像のEggmanでのライブ風景がめちゃくちゃ楽しそうで、
ぜひハコで聴いてみたいと思っていたのでうれしかった。すごい盛り上がりだった!

ROLLYの「最後はこの曲で…」という言葉にオーディエンスから\えーーーー/の声が上がると、
「言われなくなったらおしまいやね」とw
初期3枚に限定してしまったから、ここでマジックポーションとかできない…など呟きつつ、
本編最後は「ボクはジーザス」!猟奇な歌詞とノリノリな演奏と、しつっこいエンディングがたまらん!

退場時、ドクターがサトケンさんに手を引かれて出て行ったのが面白かったw仲良しね。

We want すかんち!コールに応えて、アンコールでメンバー登場。
今回改めて、1枚目から3枚目までの楽曲をやろうとしたら、
1曲の中にいろんなネタが詰め込まれていて、難しくて、ノリにくい曲が多い!
デビューしたての若い頃は、お客さんに厳しかった。
それがだんだん優しくなって、「一緒に楽しみましょう」という感じになってきたのね、と。
このへんは筋少の曲に関してオーケンが時々言うことと似てるなーと思った。

「次の曲も、1stアルバムの曲ですが、時代を反映していますね…
『♪図書館でも 本屋でも 郵便局でも見かけた』って、今これらの場所あまり行きませんよね!
さらに『♪柴田恭兵が好きなのも知っている』って。(笑)」
というわけで、「恋のショック療法」
「♪あなたは誰なの〜」のShima-changパートはドクター+オーディエンスの合唱で対応!

続いて、「恋の1,000,000$マン」
2番に入る前にリズムだけになり、オーディエンスに一通り歌わせておきながら
結局ちゃんとROLLYが歌う、という前のツアーの大阪であったくだりが今回も(笑)

「では、もう一回彼女を呼び込みましょう!Shima-chang!!」
ROLLYのコールでShima-changが舞台に再登場…のはずが、なかなか出てこない。
あれ?という感じになるステージ上。どうやらROLLYがやらかしたらしい(笑)

「…すんません、ここで1回下がるんでした!」おーーーーーい!!www
いいや!もうやっちゃおう!というわけで、若干ぐだぐだな中にShima-chang登場!

今回は、自分の足で立つという課題をこなしたShima-chang。
次は何をしましょうかね?とにかく、武内さんにはどんどん人前に出て刺激を受けてもらって、
回復していってもらおうと思う、とROLLY
そんで我々の方がそのうち衰えていって、最後には武内さんが一番元気になってるかもねwとも。

最後はやっぱりこの曲、「恋のマジックポーションで〆。
去り際にドクターが「今夜の感動は、東京ドームを超えた!」とか言っていた。
(後で調べてみたらファンモンの解散コンサートだった…知ってて言ったのかは定かでない)

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終演後しばし待機ののち、場内で握手会がありました。
500人以上(会場購入者全員かな?)が並ぶということで、
流れ作業的に順番に握手していく感じで、じっくり話ができるとかではなかったのですが、
Shima-chang、文明さん、ドクター、ポンプさん、ROLLYのメンバー全員と握手させてもらいました。
(このとき、Shima-changと右手で握手してしまって、後で気付いてわりと後悔…)
勢い余ってドクターに「大好きです!」とか言ってしまったが、
ドクターは「ああもう、こちらこそ大好きです!」と返してくれて、
予想外に紳士的なリアクションにちょっと驚きつつ惚れ直した!
ROLLYは、しっかり目を見て力強く握手してくれた。ステキだ。

ロビーに飾ってあったアニマルすかんちドール。超絶カワイイ。
有志のファンによるプロジェクトチームの作品だそうです。

scanch0602.jpg

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帰宅後、光の速さでDVDを開封。一通り見て涙が止まらなかった。
ライブ映像自体のカメラワークとか編集が凝っていて
(コーラスのところで画面4分割になったりとか)素晴らしいし、MCもほとんどノーカットだし、
そのMCのところに都度メンバーのインタビューが挟み込まれる構成が良い。
そして、そのインタビューの中では、ドクターからの衝撃の告白が。
これはぜひDVDで見てほしいので書かないけど、すっごくいろいろ考えさせられてしまった。
同時に、今、5人編成(+サトケンさん)のすかんちというバンドを観られることは
本当に奇跡なのだなあ…と。

あの事故は不運だったけれど、
たぶん、おそらく、「Shima-changを応援しよう!」というメンバーの気持ちが
今のすかんちに結束力をもたらしているし、ドクターのモチベーションにもつながっている。
そうやって一つの目標のもとに団結しているバンドの姿はとてもカッコイイし、
ずっと見ていきたいなと改めて思った。

今後もすかんちから目が離せません。
JOIN ALIVE、人間椅子と犬神サアカス團の対バンと被ってしまったのですが
もしすかんちが午前中の出演とかだったら、ハシゴも辞さない考えでいる次第。

05年ライブDVDのMCでROLLYは「あんまり頻繁にやると、来なくなるくせに…」と笑っていたけど、
今のオーディエンスはやればやっただけ行くよ!いくらでも頻繁にやったら良いよ!と思う。

楽しくて貴重な一夜だった。
We want すかんち

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【セットリスト】
・栄光のロックンロール☆キング
・魅惑のYoung Love
・恋はB・O・M・B・E・R
・大逆転〜涙の卒業写真
・涙のサイレントムービー
・秘密の24時
・星空のジュリエット
・109で待っててよ
・好き好きダーリン
ボヘミアン・ラプソディー?
・ラヴレターの悲劇
・スローソンの小屋
・ハロー・エブリバディ
・涙の転校生
・炎のロックマシーン
・快傑!笑い仮面
・ボクはジーザス

Enc.
・恋のショック療法
・恋の1,000,000$マン
・恋のマジックポーション