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バンブツルテン

観たり読んだり聴いたり行ったり考えたり

人生の終わりごろにどんな自分になっていたいか

日常のこと

今日も独り言をつぶやきます。

昨年1年間、いわゆるこんかつというやつをしていました。30になった瞬間に本能の叫び声が聞こえたのですな。

毎週末のようにはじめまして、の異性と会い、そのうち8割の人からは即日「ないわー」と判断され、残る2割の人とも結局、実を結ぶことにはなりませんでした。

消耗して疲弊して、活動を継続するかを迷っていた折に思い切るきっかけになったのは、毎週見ているドキュメント某時間なるテレビ番組に映った、ある女性。50代くらいだったか。

大病をして、ひとりで入院してひとりで退院して、歩くのもしんどい。でも杖を持つと大仰に見えて恥ずかしいので、杖がわりにスーツケースを転がし歩くの。「ちょっとそこまで」という体で。そんな話を明るく静かにあっけらかんとしていた。

その姿をいいなあ、と思ってしまったのでした。他人の生き方に、こんな風でありたい、と初めてはっきり思ったような気がした。

私はけっこんしたいというより「一人前になりたい」と思っていたのだろう。そして、自分の思う「一人前」の理想のひとつは、あんなふうに軽やかにひとりで自分の人生に責任を持てる生き方だったのかもしれない。

彼女の人生のほんの一瞬しか私は見ていないけれど、そんなのが何かのきっかけになることもある。

この話の結論は、ひとりでてめえの面倒を見られる、静かに楽しくあっけらかんと生きられる大人をまずは目指そうと思いましたということと、いつどこで出会うものが転機になるかわからない、ということです。

それではまた。