「けむりの居場所」(野坂昭如・編)/雑記
けむりの居場所 (2006/09) 野坂 昭如 商品詳細を見る |
中島らもさんの文章にハマったときに買った本でした。
ハードカバーの単行本を自分で買ったのがたぶん初めてだったので、
何かと印象深いです。
「煙草」を題材にした、様々な作家のエッセイを集めたアンソロジー。
前述のらもさんのほか、開高健、吉行淳之介、井上ひさしといった作家陣のほか
杉浦日向子、赤塚不二夫、三國連太郎なんて人まで出てきます。
実は現時点で1篇目の開高健の作品しか読んでなかったりします。
まとめて読んでしまうのが勿体ない気がしてしまったので。
毎日、少しずつ味わうのが気持ちいい。そんな本です。
愛煙家には厳しい時代になってしまっていますが、
格好良く煙草を吸う大人の姿に触れると、吸ってみたいなあと思いますね。
うちの近所の煙管で煙草を吸うおじいちゃん、素敵だもんなあ。
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予定通り金曜に辞令をいただきまして、明日から「営業本部営業課勤務」になります。
女の営業マンはすごく久しぶりらしく(以前にやらせたら全員1年もたずに辞めたらしい)、
上司も扱いに戸惑ってる感が非常に強いです。
私自身は、少し精神系の本など読んで自分の性格を癒していく練習をしながら、
テキトーに頑張ろうと思ってます。
死にたいと思ってもいいんだ、死にたい気持ちに寄り添うことが大事なんだ。
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江戸東京博物館の手塚治虫展に行ってきました。生原稿がいっぱい見られて幸せ。
『人間昆虫記』の扉絵がかなりイってるデザインでドキドキしました。
冬の時代の手塚御大のセンスは本当にぶっ飛んでいるなあ…
扉絵だけ集めた画集とか出してほしい。