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バンブツルテン

観たり読んだり聴いたり行ったり考えたり

2013/2/16(土) 水戸華之介 with 澄田健 「20×5=100」@渋谷七面鳥

ライブのこと

"おかげさまで来年はデビュー25周年です。
恒例の「不死鳥」は記念興行として5月に行います。
それに先駆け、まず年頭に100曲歌いたいと思いました。
20曲を5回のライブで。「のべ」100曲ではありません、異なる100曲です。
ウタノコリとは違うものにしたいので、伴奏者は各1名。
じっくりと歌おうと思います。
5回あるので都合のいい日に是非お越し下さい。"

というわけで、なんと全日程違うセットリストで100曲歌うという水戸さんの企画。
本当ならすべて制覇したいところだったけれど、まあ他のライブとの被りとかあって、
私は3回参加します。この日はその初日。

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七面鳥は、渋谷道玄坂上のあのライブハウス密集地帯の近くにあるお店。
O-EASTの向かって左側の坂を上がり、さらに路地を入って行ったところにある。
外観はスナックみたいな無骨な雰囲気ですが、店内はなかなかかわいかった。

開演時間になり、客席の後ろから水戸さん・澄ちゃん入場。(「プロレス入場」ってやつだ)
「楽にライブをやる」ことが今回の企画のテーマのひとつとしてあるらしく、
水戸さんズボンは何とスウェット!w

曲目についても、何にも考えずに決めたとのことで、時代を行ったり来たりで面白かった。
「雨のパレード」「百花繚乱」という、ソロ以降の曲で大好きな曲が続いた後で
「ぐっと時代をさかのぼります!」とアンジーの初期ナンバー「特急キノコ列車」に行ったり。

「2丁目の奇跡」の前のMCで、「犬と猫を、よくモチーフとして使うんだけど。
 (飼っていて身近な存在である犬に対して)猫は、何か超越した存在として使うことが多い」と。
水戸さんは、飼っている犬が自分に懐くというより惚れていると思っているんだけど、
3-10chainのメンバーは猫派が多く、そういう話をしても「ふーん?」という感じの反応が返ってくる。
同じ犬派の森若ちゃんにその話をしたら、「わかるぅ〜〜〜!」と同意されたそうで。(笑)
犬に惚れられる水戸さん、なんとなく納得できるなーと思った。

「掃き溜めの街で歌い始めたチンピラ達の新しいメルヘン」では、
「絶望だなんて言うほど長くは生きちゃいないさ」という歌詞について、
昔作った歌詞だけど、これは今の年齢で歌うほうがなんかいいね、と。

水戸さんのおもしろソングシリーズ「トゥルーロマンス」
3-10chainの「ADRENARIN」収録の曲。普通にまじめに聴いてたけど、ネタ扱いしてよかったのか。(笑)
しかし、デュエットの相手の澄ちゃんが美声で上手いので普通に聴き入ってしまった。
澄ちゃん「もっと笑ってくれ!w」
昔、レコ発のインストアでウッチーがギターで二人でやったことがあったらしく、
相手がウッチーだと声は低いわギターは上手くないわで、完全に面白い感じになっていたらしい。
見てみたい!

「火星のショッピング・モール」。これは、亡くなったアンジーの元メンバー・
嶋尾ジョージさんについて歌った曲。
この曲の収録されているアルバム「星暮らし、歌暮らし」を博多でブースカさんと作りながら、
ご存じアンジーのデビュー曲であり代表曲の「天井裏から愛をこめて」ができた時の話をしたそう。
何度もアレンジし直して、明け方に「できたと思う」と言ってブースカさんがデモテープを持って
水戸さんの部屋に来て、できたな、と思ったときに、水戸さんが「唯一できる料理」だという
「フチにマヨネーズで土手を作って、真ん中に生卵を落として焼いたトースト」をブースカさんに
振る舞ったのだけど、これはジョージさんが水戸さんに教えてくれたのだそうで、
「何か、見てたのかねえジョージが…」なんて話をした直後に、
「いや、あのときまだジョージ生きてたね」とお互いに思い出したというオチ。(笑)
ジョージさん、wiki見ると亡くなられたのは2000年ですね。

「Hello! Hello!」はアコースティックでは初とのことだったけど、
「アコースティックなのに激しいロックンロール」というのは水戸さんのお家芸。
とてもたのしかった!続く「? a go go」も同様。

客いじり曲は「わいわいわい」。手拍子のしすぎで手が痛くなる!けどたのしい!
本編ラストは、「小さな罪の小さな罰」でしっとりと。

アンコール。「最初から20曲と決めてるんだから、いったん下がったりしない!
無駄を省いてみましたー!」ということで、ステージから下がらずそのままアンコール(?)に。
「マグマの人よ」「私の好きな人」
水戸さんの曲でも特に歌詞が美しいと思う、大好きなんて言葉じゃ足りない、大事な曲。
今日聴けたということは、この先この企画では聴けないんだなとちょっとさびしくもある。

そして、アンコールも終わったというのに、やっぱりアンコールを求める客。(笑)
水戸さんは考えて、20面ダイスを振り、出た目の曲順でやった曲をもう一度やるという手法をとる。
と、なんと出たのは「わいわいわい」
もうひとバカ騒ぎをして、賑々しくたのしく、100曲ライブ初日は終えたのでした。

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今回のライブについて。ウタノコリと同じじゃないか、と「素人の方は」思うかもしれないけど、
違うんですよ、と水戸さん。
確かに、ハコが小さいというのもあるけど、ウタノコリと比べるとぐっとラフな、
力を抜いたライブだったと思う。
個人的には、水戸さんのライブに期待している熱量やおもしろトーク(笑)が少なかったので
ちょっぴり拍子抜けしたけれど、こういう趣旨の企画なのね、と理解。
残りの2回も、ゆるい雰囲気を楽しむ感じで臨もうと思います。

セットリストは水戸さんのブログから。

1.雨のパレード
2.百花繚乱
3.特急キノコ列車
4.幻想の世界
5.ひとつの火
6.2丁目の奇跡
7. 夜の行進
8.掃き溜めの街で歌い始めたチンピラ達の新しいメルヘン
9.涙なんか海になれ
10.トゥルーロマンス
11.しあわせのしずく
12.月に抱かれて
13.火星のショッピングモール
14.Hello! Hello!
15.?-a-go-go
16.地図
17.わいわいわい
18.小さな罪と小さな罰

En.
マグマの人よ
私の好きな人

わいわいわい